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知取気亭主人の四方山話
 

『再スタート』

 

2013年6月12日

この四方山話にとって、今日(6月12日)は節目となる記念すべき日である。2003年6月13日に第1話を書き始めてから、今日で丸10年が経ったのだ。何事もなければ、明日からいよいよ11年目に突入することになる。正直、始めた頃はこんなに続けられるとは思ってもいなかった。しかも、ほぼ1週間毎の定期掲載を守っているのだから、我ながら驚いている。スタート当初の1話目と2話目の間が3週間近く開いているのを除けば、それ以降はほぼ1週間毎に更新していて、1年間を52週とすれば、今回が第518話目となるから、上手いこと計算は合う。

ただ、それまで仕事以外で文章を書いたことなどが無かったのに、よく恥ずかしくも無く始めたものである。読み返してみると、駄文ばかりにビックリさせられるし、顔が赤くなるような文章もある。しかも、経験や持ち合わせている情報量が少ないこともあって、読み返すと似たような話題も度々登場させている。読者の皆さんにはしょっちゅうガッカリさせていることだと思う。しかし、内容は兎も角として、こと“継続”ということだけに限ってみれば、10年間、しかも休み無く続けてきたことは、「意外と頑張ってきた!」と自分を褒めてやりたいと思っている。したがって、この“10年間の継続”に免じて、文章の稚拙さは平にご容赦願いたい。


ところで、節目となる今回のテーマを、仰々しくも「再スタート」とした。冒頭にも書いたが、次回から11年目に入る。干支の場合の12年周期とは異なるが、年齢に関しては、10代、20代などとその多くは10年区切りで捉えられている。その捉え方でこの“四方山話”を我が子に例えると、次からいよいよ青春真っ盛りの10代に突入することになる。そこで、「これを節目に、次の10年の再スタートを切る」の意気込みでやっていきたいと思い、くだんのテーマにした訳である。


使い方も意味合いもこの場合とは異なるが、「10年一昔」の諺もあるように、10年を区切りと捉えるのも悪くは無い、と考えている。ただ、悪くは無いのだが、問題は次の10年間も私の頭が持ち堪えられるかどうか、である。書くには、多少なりとも頭を使う。その使う頭が、以前話題に登場させたように「あれツハイマー症候群」を発症していて、悲しいかな、症状も徐々に進行している。自覚してから随分経つが、「あれ、ほら、えーと」の三大症状は、全く衰えを知らない。というか、言い方は妙だが、症状が悪化しているということである。白髪であることを除けば外見上は意外と若々しい(?)のに、話をすると、「あれツハイマー症候群」であることは直ぐにばれてしまう。しかも、“ご同類”が周りでも増殖していて、三大症状をフル活用しても笑いで済まされる仲間がいることの心地良さが、症状改善への努力を惜しませているのかもしれない。何にしても、悩ましい問題である。

そしてもうひとつの悩みが、話題の泉の底が見え始めた、ということだ。元々、情報量は然程多くないところに持ってきて、新たな情報を仕舞う記憶の引き出しが錆付いてしまい、中々新しい情報が溜まっていかない。本を紹介するのも努力はしているのだが、以前に比べると読書スピードがガクンと落ちてしまい、「ひと月に1冊程度は紹介したい」の密かな目標も達成できないでいる。多読の癖が治らないのもあるのだが…。

ただ、そんな情報不足に、頼もしい助っ人が現れた。しかも二人も!「誰だ?」ですって?もう既に度々登場させているから、お分かりの事と思う。そう二人の孫である。そのあどけない仕草は、すっかり忘れていたものをお思い出させてくれた上に、格好の題材となっている。幼児の一挙手一投足は、話題に事欠かない。また、彼らを題材にすると、殆どが癒しの文章になるのも良い。私にとっては、良い良い尽くしの、本当に有難い助っ人なのである。

これからまた新たに10年がスタートする訳だが、この幼い強力助っ人に度々登場してもらい、何とか継続させていきたいと思っている。青春真っ只中の10代を乞うご期待、である。



「ボク、勝手に題材にされそうな孫息子」
「みんなが“おデブちゃん”と言うけど、それほどでもないと思うけどな〜?」
「よそのオバちゃんは、こんなに赤ちゃんらしい赤ちゃんは久しぶりに見た、と言ってくれるよ!」
「でもそれって、可愛い、て言うこと?」
「それとも、丸々としているところ?」
「リンゴのように赤い顔をしているところかな?」
「どっちにしても、今はおっぱい飲んで寝るのが仕事だからね!」
「でも、ちょっとだけサービスでポーズとってみるね」
「どう? ボクのセクシーポーズ!」

                   (4ヶ月半のボクでした)

 


「ワタシ、知らない間にもう何回も題材にされた孫娘」
「可愛らしく書いてくれているから良いけど、おばあちゃんの話だと、題材に困ると直ぐにワタシなっちゃうんだって!」
「大人って、本当にずるいよね〜ェ!」
「ところで、ワタシ見て! 大きくなったでしょう!」
「夏には“オムツパンツ”も取るつもりよ!」
「残った“オムツパンツ”は、おじいちゃんにとって置いてあげるね」
「それとね、ウィンクもできるようになったの!」
「お台所で見つけたコレ、帽子になるかな?ちょっとかぶってみちゃった」

                 (2歳7ヶ月のワタシでした)

【文責:知取気亭主人】
 

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