2021年1月6日
新年、明けましておめでとうございます。旧年中は“いさぼう”ならびに“四方山話”をご愛顧賜り、誠に有り難うございました。お蔭さまで、この“四方山話”も昨年900話の大台に入り、今年は911話からのスタートとなりました。順調にいけば今年の6月には、予想もしなかった19年目に突入することになります。これだけ長く続けて来られましたのも、厳しくも愛情溢れる家族の助言と、毎回赤ペンを入れてくれている頼りになる仲間、そして何と言っても皆様のご愛読・ご声援の賜物、と深く感謝しております。改めて厚く御礼申し上げますとともに、本年もご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今年をスタートするにあたっての最大の望みは、何といっても新型コロナウイルスによる感染症の終息宣言が出されることだろう。世界を大混乱に陥れているパンデミックに打ち勝つことだ。経済の回復や延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催も望むところではあるが、何はさておいても、終息宣言が待たれる。今はそればかりである。
しかし、そんなことばかりを考えていると、気が滅入ってしまう。眉間の皴も増える。口角も下がりっぱなしになってしまう。そこで、2007年以来恒例となった「なぞ掛け問答」で、下がった口角を多少なりとも上げていただこうと思う。「○○と掛けて、△△と解く、その心は……」というやつだ。お題は、今年の干支である「丑(うし)」と、今はあまり見かけなくなったが、その昔は正月遊びの定番だった「羽根つき」だ。家族からは「上手い!」の一言をついぞ聞いたことがないが、そんなことは何のその、それこそ笑い飛ばすだけの度胸もついてきた。自信は全くないが、今年のなぞ掛け問答を、それでは御笑覧あれ!
まずは「丑(うし)」をご披露しよう。
「丑(うし)」と掛けて、「愛しい人を愛情込めて抱きしめる」と解く。
その心は、「ギュウッ」。
「丑(うし)」と掛けて、「大橋巨泉」と解く。
その心は、「ウッシッシ」。(奥さん作)
「丑(うし)」と掛けて、「孫息子をおもちゃ屋に連れて行ったジジ・ババ」と解く。
その心は、「どちらもカウ(買う)ボーイに振り回されます」。(長男作)
「丑(うし)」と掛けて、「紙の規格」と解く。
その心は、「A5もあります」。
「丑(うし)」と掛けて、「時々国会議員の先生方も真似します」と解く。
その心は、「牛歩」。
次は「羽根つき」だ。
「羽根つき」と掛けて、「餅つき」と解く。
その心は、「返すのが上手いとリズム良くできます」。
「羽根つき」と掛けて、「リカちゃん人形」と解く。
その心は、「主に女の子が遊びます」。
「羽根つき」と掛けて、「美味しそうな焼き餃子」と解く。
その心は、「羽根が付いています」。
「羽根つき」と掛けて、「スキーやスノーボード」と解く。
その心は、「板が無いと遊べません」。
「羽根つき」と掛けて、「街中をマスクしないで歩いている人」と解く。
その心は、「最近ではほとんど見られません」。
お後がよろしいようで……。
と例年だとこれでしまいとなるが、今回は、前話まで続けてきたコロナの感染情報を引き続き提供せねばなるまい。ということで、最後にジョンズ・ホプキンス大学による、世界の新型コロナウイルス感染状況を記載しておく(NHK NEWS WEB)。
日本時間2021年1月6日午前3時の時点で、感染者数は8,600万人を超え、1月中には1億人を超えてしまう勢いだ。また、亡くなった人は186万人を超え、200万人が目前に迫ってきた。昨年暮れから各国でワクチンの接種が始まったが、それに対抗する様に、世界各国で感染力の高い変異種が見つかっていて、ウイルスと人類との戦いはいよいよ激しくなってきた。新たな年を迎えたというのに、心配の種は尽きそうもない。でも、今年こそ終息宣言が聴けるものと信じている。それまで、頑張ろうみんな!
【文責:知取気亭主人】
迎春
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