2021年1月13日
新年になってまだ10日余り。のん兵衛としては、まだ正月気分が抜けきらないでいたのに、早くも今シーズン2度目の大雪で、そんな気分は吹き飛んでしまった。先週の週末から降り始めた大雪で、折角のんびりしようと思っていた3連休は、連日雪かきに追われ、とても雪見酒などと洒落ている余裕などなかったのだ。ちょっと大げさに言えば、雪かきに始まり雪かきで終わった連休だった、と言って良い。
公表されている金沢市内の今シーズンの最深積雪量は65センチで、200センチを超えている新潟県や東北の山沿い地域は言うに及ばず、100センチを超えている富山市や福井市に比べれば、まだ良い方だ。しかし、それでも金沢市内の中で少し山手にある我家の辺りは、例年、気象台発表よりも10〜20センチは多く、今シーズンも80センチぐらいはあったのではないかと思う。
3年前の大雪の時も書いたが、我家が立つ団地は、斜面を切り開いて造られているため、坂道が多い。しかも道幅も車2台がぎりぎりすれ違える程度しかない。その上、空き地が少なく雪の捨て場が殆ど無い。大雪の時には最悪の団地となってしまう。大雪に見舞われる度に、雪の殆ど降らない故郷の静岡県や、雪国でも坂のない、排雪に苦労しない平地が羨ましくなる。ただ、雪かきをしながらも、借りている駐車場に排雪をしながら“そり用ゲレンデ”を造り、孫たちを遊ばせるのを楽しみにしているから、雪かきそのものは、そんなに苦痛だと感じたことはない。また、そんな楽しみでもなければやってられない。
とはいうものの、雪かきは疲れる。筋肉痛にもなる。歩けなくなるほどではないが、腰も重い。のんびりと風呂に入って体をほぐすと、多少の疲れは取れる。しかし、疲れた体は、日頃は殆ど口にしない甘い物を欲しがるし、疲れたという感覚を麻痺させるアルコールを、異常に求めてくる。すると、どうしても疲れた体を癒したい一心で、ついついアルコールに手が伸びてしまう。これが良く言う、生理的欲求なのだろう。
と言い訳をグダグダ書いたが、要するに、雪かき疲れと飲み疲れで殆ど思考は停止してしてしまい、書くべきテーマを見つけられなかった、という次第である。そこで、大雪に見舞われている地域の方々には『なんだその程度か!』と思われるかもしれないのだが、我家周辺の積雪状態の写真を何枚か掲載して、今回はお茶を濁したい。悪しからず、である。
P-1、3連休2回目の除雪(11日)
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P-2、隣家の屋根の様子
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P-3、10日だけの積雪量
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P-4、P-3の車の横
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P-5、9日に造ったそり用ゲレンデ
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P-6、子供は元気で無邪気
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P-7、雪かき必需品(ママさんダンプ、スコップ)
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P-8、道路側溝を臨時の流雪溝として利用
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P-9、やっと我家の前の除雪開始(18時)
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結局、三が日雪かきに明け暮れた。スマホで計測した三日間の歩数は28,114歩。9日の土曜日の午後半日はスマホを携帯していなかったから、3万歩は軽く超えていると思う。3年前の1日で2万歩越えには及ばないものの、平均して1日1万歩強の計算だ。これに加えて、雪かきと排雪の肉体労働が加わる。念のためにもう一度言い訳を書かせてもらえば、やっぱり生理的欲求は致し方ないところですよね、皆さん!
さて話変わって、いつものように、最後にジョンズ・ホプキンス大学の集計結果を記載しておく。新型コロナウイルスによる世界の感染状況は、日本時間1月13日午前3時の時点で、感染者数は9,118万人を、死者数は195万人を超えた(NHK NEWS WEB)。世界もそうだが、日本の感染拡大は一向に衰えを見せない。首都圏の1都3県を対象に出された緊急事態宣言、近畿3府県や愛知、岐阜、栃木、福岡にも本日(13日)出されるという。これで計11都府県が対象となった。期間は2月7日までと短いが、宣言の効果が出てくれれば良いのだが…。
【文責:知取気亭主人】
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