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知取気亭主人の四方山話
 

『到達したぞ!』

 

2022年9月28日

日米の野球界から目が離せない。日本では、ヤクルトの村上宗隆選手が、日本人選手最多本塁打55本に並び(27日現在)、56本目、更には日本プロ野球記録である60本も抜くのではないかと期待が掛かっている。ここに来て足踏みしているのが気になるところだが、27日現在、打率と打点でもリーグトップに立っていて、2004年の松中信彦氏以来の三冠王も夢ではない。今シーズンの日本のプロ野球は、佐々木朗希選手の完全試合に始まり、東浜巨、今永昇太、山本由伸、コディ・ポンセの4選手もノーヒットノーランを達成し、快記録が続出している。となると、当然村上選手にも期待が掛かる。

一方、海の向こうの大リーグでも、ヤンキースのジャッジ選手が、これまでのア・リーグのシーズンホームラン記録61本を塗り替えるのは時間の問題で(日本時間27日時点)、三冠王も獲得するのではないか、との期待を一身に集めている。彼のこれらの記録達成は、大谷翔平選手とのア・リーグMVP獲得マッチレースに大きな影響を与えると予想されていて、気が気ではない。更に大谷選手も、大谷ファンからMVPをグッと引き寄せると言われている、大リーグ史上初の快挙となる投打両部門での規定数到達や、「シーズン200奪三振&100打点」達成も視野に入り、とにかくシーズン終了まで二人から目が離せない。

同時に、他者の投票で決まるMVPは兎も角として、それ以外のそれぞれの個人記録も、是非達成するのを見届けたい。それらは、何れもそのシーズンだけのものであり、挑戦中の三人にとっては千載一遇のチャンス、そして野球ファンにとっては一生に一度見られるかどうかの快記録だからだ。開幕から積み重ねた結果であり、シーズン通して活躍してきた証でもある。しかも新たな記録に挑戦しているのだから凄い。そんな彼らの足元にも及ばないが、実は僕もある記録に、遂に到達した。書き続けてきたこの四方山話が、今回で1,000話目となり、とうとう4桁の大台に乗ったのだ。

この四方山話を始めたのは、2003年6月13日だ。足掛け19年と約3ヶ月かけて到達したことになる。カシオ計算機(CASIO)が提供している『ke!san 生活や実務に役立つ高精度計算サイト』(https://keisan.casio.jp/exec/system/1177658154)で計算したところ、日数にして7,047日目(2003年6月13日は含まないで、以下同じ)、週数にして1,006週と5日、月数にして231ヶ月と15日間掛かっている。2010年の丁度今頃に公開する曜日を変えたり(月→水)、母の葬儀で2回続けて休んだり、最近ではコロナ感染による休みもあり、計算に比べて6回分長く掛かってしまった。それでも、途中で挫折もせず、良く続けてこられたものである。チョッピリ自慢だ。

始めた動機は、「いさぼうネット」に週に一度ぐらいのペースで更新されるコンテンツが欲しい、との思いからだ。しかし、今から思えば、文章を書くことがそれ程得意でもなかったのに、良くやろうと思ったものである。ただ、毎回“何を書こう”かの悩みは尽きなかった。ところがそれも、歳と共に図々しくなり、これまでも何とか続けてこられたのだから何とかなるさ、と今では高を括っている。慣れとは恐ろしいものだ。12年前から強力な助っ人が加わったのも大きい。孫だ。孫が生まれてからというもの、「困った時の孫頼み」を決め込んでいて、「いざとなれば孫!」との思いが、安心感に繋がっている。

そこで、これまでどれだけ孫に助けてもらったか、調べて見た。孫を初めて登場させたのは、初孫のお宮参りを扱った、約12年前の第382話(2010年10月)『お宮参り』だ。それ以降、ざっと数えただけでも、これまでに34話に登場させている。平均すると凡そ年に3回は孫の話題を扱っていることになる。厳密に数えれば、孫を通して展開していった話題もあるから、実際にはもっと多い。恐らく、これまでに40話は下らないと思う。今回も孫絡みの話になってしまいそうだから、確かに、ちゃっかりと「困った時の孫頼み」をしていることが分かる。

それらの話を読み返してみると、どれもこれも懐かしい。中でも、第460話(2012年5月)の『癒しの 幼児語辞書』は、初孫が発した言葉を集めたもので、幼かった孫娘の可愛らしい姿が蘇ってくる。また、四方山話を始めて11年目に突入したその日に公開した第518話(2013年6月)に書いた『再スタート』では、3歳目前の孫娘と生後4.5ヶ月の孫息子を写真入りで紹介していて、写真横に勝手に書いた“独り言”を読み、一人悦に入っている。童話風な書き方に挑戦したこともあった。孫たちと行った海水浴の話を扱った、第733話(2017年8月)の『おしめ様』だ。今読み返しても面白い。お気に入りの一話である。

当時2歳になったばかりだった『おしめ様』の主人公は、今ではもう7歳になり、今年から小学校に通い始めている。早いものだ。その孫娘が、最近『大きくなってお爺ちゃんとお酒が飲みたい!』と、嬉しいことを言う様になった。しかし、飲めるようになるまでには後13年は掛かる。すると、当方は86歳になっている勘定で、四方山話を続けられているとすれば、1,000話+13年×52週≒1,680話まで書き続ける必要がある。恐ろしく高い目標だ。

しかし弱音は吐くまい。ということで、次なる目標は、区切り良く1,700話達成だ。体力、知力、脳力が無事でいてくれるか心配だが、孫との酒盛りを夢見て、いざ出陣!

最後に、いつものジョンズ・ホプキンス大学による感染状況の集計結果を記載しておく。日本時間9月27日14時の時点で、世界全体の感染者数は6億1556万人に、亡くなった人は654万人に迫っている(NHK 特設サイト 新型コロナウイルス:※1)。

(※1:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-data/


【文責:知取気亭主人】


ケイトウ(花言葉には「風変り」があるそうな…)
ケイトウ(花言葉には「風変り」があるそうな…)

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