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2026年2月18日
数日暖かい日が続いてくれたお陰で、大分雪が解けてきた。まだ大雪で苦労している地方の人達には申し訳ないが、ここ金沢の雪は随分と減った。我が家の周辺では、雪捨て場としていた道路脇の所々に名残の塊が少し残っている程度で、道路上の雪は殆ど消えた。また、二階の窓からあたりを見渡すと、ここかしこのお宅の屋根に積もっていた雪もちらほらと見える程度で、南向きの屋根には殆ど残っていない。「月曜日からまた少し寒くなる」と天気予報は伝えているが、もうげんなりするほどは降らないだろう。寒の戻りさえ酷くなければ、寒さに凍えることはもうないと踏んでいる。これで、やっと真冬の寒さともおさらばできる。有難いことだ。
今シーズンの冬は、雪の量もさることながら、とにかく寒い日が多かった。記憶ではめったに氷点下にならない金沢でも、最低気温が氷点下になる日が多かった。そのため、テレビやラジオからは、水道管凍結の注意喚起も度々流されていた。学校の用務員をしていた母の手伝いで、毎冬水道タンクから配管されている水道管の凍結防止対策をしていた静岡の田舎とはえらい違いだと常々思っていたが、今年ばかりはあの頃と大して変わりないと思えてくる。また、子供のころは田んぼに残っている水やため池の水が凍ったりして、スケートの真似事をしてよく遊んでいたが、「そうした遊びはここ金沢ではできない」と決めつけていた。ところが、今シーズンの寒さであれば、同じように何回も遊べただろうなと思う。
ただ、60年以上前にはダウンのコートや今どきの暖かい手袋があるわけではなく、多くの子供たちは“あかぎれ”や“しもやけ”をそこかしこにこしらえて遊んでいた。乾燥と寒さにやられるのだ。今のように手軽に保湿クリームが使えたわけでもない。小生も、手にはよく“あかぎれ”ができていた。“しもやけ”が耳たぶにできて、大層痒かったこともよく覚えている。ただその子供のころ以来、そして金沢に来てからというもの、“あかぎれ”や“しもやけ”とはとんと縁がなかった。ところが、である。先日行った皮膚科で、何十年ぶりかの“しもやけ”を言い渡されてしまった。
第1165話の四方山話『苦労させたな、俺の足』にも書いたが、ほぼ毎日除雪を頑張っているさなか、左足の親指に血マメができた。そして、触ると少し痛かった。治りつつあったのだが、家内が『色も変だから皮膚科で診てもらって!』と強く言う。「大丈夫だよ」と返しつつも、その言葉に押されて、皮膚科に行ってきた。そして、その左足の指先(写真参照)を見た瞬間、主治医が言った。『しもやけですね!』と。『エッ、しもやけ?』と聞き返したが、『間違いなくしもやけです』と断言する。そして、『親指以外の人差し指や薬指の指先も赤いですね、アッ右足の指先もそうですね』と、にこやかに言う。ブーツが小さくて血マメができたとばかり思っていたのでビックリだ。どうやら足のサイズだけが原因ではないらしい。今思えば、足先も相当冷たかったのだろう。
ただ、『そんな素人判断はするな!』と主治医には叱られそうだが、血マメができた主な原因はやはりブーツが小さかったからだと今でも思っていて、それに加えて、防寒効果のないゴム長靴で長時間除雪をしていたから“しもやけ”にもなってしまったのに違いない、と勝手に想像している。と思いつつも、合点がいかないところもある。これまで数限りなく雪の中での現場仕事をこなしてきたし、今年よりもたくさん積もった際の除雪も何回と経験してきた。そしてその際履いていたのは、今年と同じように防寒効果のないゴム長靴だった。でも“しもやけ”になったことはなかった。どうしてなのだろう。
P1.左足先
P2.親指先の拡大写真
これも素人判断だが、恐らく若い頃に比べると血行不良になってきているのだろう。昔は布団から足を出して寝ないと寝付けなかったのに、いまでは下手をすると靴下を履いて寝ないと寝付けない時がある。寒い今頃のシーズンは、足ばかりでなく手が冷たいことが増えてきた。見かねた妻や孫が手を握って暖めてくれることもある。足先や手の指先など、末梢血管に暖かい血液が巡っていない、或いは巡るのに時間が掛かるようになってしまっているのだろう。血管の弾力性は衰え、血管そのものにも老廃物が溜まって細くなっているに違いない。年は取りたくないものである。
とは言え、“しもやけ”になったのも何かのご縁。これからは、“しもやけ”にならないように、末梢血管の鍛錬に励むつもりだ。処方してもらったクリームを塗り、提言された足指先のグー・パー運動を日課として、血行を良くするつもりだ。総コレステロールを下げ血行を良くするカプセル剤も処方してもらった。この両方を日課とすることで、来シーズンは“しもやけ”になることもなく乗り切っていきたい。
そう心に決めてこの四方山話を書いているが、同じように手や足の冷えでお悩みのご同輩もたくさんいることだろう。そんな皆さん、手軽な手足のグー・パー運動、ぜひこれを日課に取り入れていただきたい。そして手足の冷えとしもやけを吹っ飛ばそう!
【文責:知取気亭主人】
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