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ざぶとんわく裏込め工 リサイクル材を用いた切土補強土工法用樹脂製反力体
国土交通省 NETIS 登録No:KT-110040-A

KPアンカーとは (Kowa Permanent Ground Anchor)

維持管理機能を有した、カプセルタイプアンカー


アンカー体部をKPシースにより覆ったカプセルタイプのアンカー工法で、簡素な構造でありながら水密性、付着特性に優れています。また、維持管理において重要な頭部・頭部背面の目視理機能を実現しました。

KPアンカー
土木研究センター


KPアンカーの特長

 KPアンカーは簡易な構造で、高い水密性を有した二重防食タイプのランクAに属するアンカーです。
  1. 施工性

    簡易な構造で、組立、施工が容易に行えます。
  2. 経済性

    プラスティック部材を多用することで、経済性を高めています。
  3. 水密性

    頭部・頭部背面・境界部は0.2Mpa以上の水密性を有しています。
  4. 維持管理機能

    頭部・頭部背面に透明部材を使用し、防錆材の充填状況や劣化状況を目視確認できます。

施工手順

施工手順
※アンカー体部を挿入した時点で内部注入を行い、オーバーフロー確認後、全長を挿入します。




頭部目視確認の重要性

 アンカー頭部および頭部背面の防錆材を確認する事で、内部の状況を推測する事が可能です。

防錆材の色変化と原因
色変化 状況 原因
白濁 軟化 水分の浸入による乳化現象・空気の挟み込み
赤褐色 軟化 錆の発生
赤褐色・黒色 固化 熱による劣化物生成
※グラウンドアンカー維持管理マニュアルより抜粋

防錆材の色変化と原因

目視管理型ヘッドキャップ内の防錆材色相変化確認
目視管理型ヘッドキャップ内の防錆材色相変化確認 ※劣化状況変化の写真ではありません。

目視管理型ヘッドキャップ内の防錆材色相変化確認
施工現場での取り付け状況

KPアンカー

KPアンカー
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断面図

窓付タイプアンカーパネルとの併用例

KPアンカー諸元表
規格/寸法 構成 鋼材断面積(mm2) 引張荷重(Tus)(kN) 降伏荷重(Tys)(kN) 常時荷重(0.6Tus)(kN) 最小削孔径(mm)
KP5–1 φ 12.7mm × 1本 98.7 183.0 156.0 109.8 φ 90
KP5–2 φ 12.7mm × 2本 197.4 366.0 312.0 219.6
KP5–3 φ 12.7mm × 3本 296.1 549.0 468.0 329.4
KP5–4 φ 12.7mm × 4本 394.8 732.0 624.0 439.2
KP5–5 φ 12.7mm × 5本 493.6 915.0 780.0 549.0
KP5–6 φ 12.7mm × 6本 592.3 1,098.0 936.0 658.8 φ 115
KP5–7 φ 12.7mm × 7本 691.0 1,281.0 1,092.0 768.6
KP6–1 φ 15.2mm × 1本 138.7 261.0 222.0 156.6 φ 90
KP6–2 φ 15.2mm × 2本 277.4 522.0 444.0 313.2
KP6–3 φ 15.2mm × 3本 416.1 783.0 666.0 469.8
KP6–4 φ 15.2mm × 4本 554.8 1,044.0 888.0 626.4 φ 115
KP6–5 φ 15.2mm × 5本 693.5 1,305.0 1,110.0 783.0
KP6–6 φ 15.2mm × 6本 832.2 1,566.0 1,332.0 939.6
KP6–7 φ 15.2mm × 7本 970.9 1,827.0 1,554.0 1,096.2

KPアンカー(窓付止水具 Ver)

KPアンカー

窓付止水具の特長
従来、支圧板の下部にあった背面止水具を支圧板の上部に設置できるようにし、 さらに確認窓を設けることで、防錆材の充填状況・劣化状況を確認することが可能です。 特許第 4793955 号

頭部背面を地上へ移動
プレート上面位置にシースカツ卜部をもっていくことで、腐食しやすい境界部が生じません。
優れた水密性
頭部・頭部背面の水密性が1.0Mpa確保できます。
維持管理が容易
確認窓より施工状況の確認や、防錆材充填状況の確認が可能で維持管理が容易となります。
優れた耐久性
ダクタイル鋳鉄は耐力に強靭性を有し、また、腐食が進行しないなどの利点があります。防錆処理として亜鉛めっきを施すことで耐久性の向上となります。


窓付止水具を用いることで、頭部・頭部背面の水密性を向 上させることが可能です。確認窓部に設置した透明パイプが緊張力により密着し、頭部および頭部背面の水密性が1.0Mpa確保されます。
KPアンカー

施工例

 
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〒198-0023 東京都青梅市今井3-3-12 TEL:0428-32-2811(代)  FAX:0428-32-2818

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