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斜面受圧板協会

2-2.特殊(Ex)PUC受圧板工法

NETIS登録番号:KT-010006-VE(旧)

 Extra Prestressed concrete Undermat Cone−  

工法の概要EP-Q型【台座角度調整型】EP-M型【溝型】種類と仕様

特殊(Ex)PUC受圧板工法とは
PUC受圧板は、テーパーコーン付きPC製受圧板で、アンカー角度は、標準角度で10°以内(0°、5°、10°の3種類)とし、オプションで15°程度までとしてお ります。これに対し、特殊(Ex)PUC受圧板は、急角度(10°以上)への対応と、 またテーパーコーン内へのアンカーキャップの収納性の問題から、テーパー コーンなしの受圧板が考案され、経済性、施工性に優れた受圧板工法です。

特殊(Ex)受圧板工法が考案された理由としては、
角度が10°を超える場合において、角度および、設計荷重条件によってはPUC受圧板では、製品コストがアップする場合があります。
角度が15°を超える場合においては、構造上の問題から荷重の大きいタイプの受圧板が必要となる場合が多く、不経済となります。
PUC受圧板は、各種アンカーでご利用頂いているために、テーパーコーン内へのアンカーキャップの収納性の問題から、コストアップになるような場合があります。

そのような場合、経済的なタイプとしてご利用頂ける
特殊(Ex)PUC受圧板 EP-Q型 EP-M型  
をご提案致します。

 
有効な用途

角度が15°以上で標準PUC受圧板で対応すると製品コストがアップする場合
角度が10〜15°程度で設計アンカー力が比較的大きい場合

有効な用途

使用するアンカーのキャップの収納性が良くない場合(メーカー・振り角度・テンドンの太さ等)

 
 急角度対応用 EP-Q型 【台座角度調整型】
急角度(10°以上)の場合において、角度、設計荷重条件によっては、製品コストがアップする場合があります。角度が15°を超える場合においては、荷重の大きいタイプの受圧板が必要となる場合が多く、不経済となる場合があります。
こんな場合には、急角度対応用 EP-Q型 をご検討されては如何でしょうか?
 

製品に15°を超えるような急角度を設けたい場合は → EP-Q型

急角度対応用 EP-Q型 の施工例

製品には、事前のご要求に応じて、製品にアンカー挿入が出来る角度にガス管をあらかじめ設けております。受圧板設置後、製品上部に、補鋼板、角度付台座(別途購入)をセットし、定着。最後にメーカーのアンカーキャップを装着し、完了です。


EPSS
Q

中央部に角度付台座を取り付けた状態

EPSS
Q
 (兵庫県) 施工風景 複合角度20°超
PUC受圧板と
EPSSQが配置された施工現場


背面不陸をモルタルで調整し、安全・確実な施工を行いました。

現場は、法面が写真左側から右側に向かって凸屈曲しており、挿入アンカーが定着部で交差する恐れがあるため、右法面に設置する受圧板のアンカーを右方向に振る必要があり、その対応にEPSSQを 採用しました。

 
 アンカーキャップの収納性対応用 EP-M型  【溝型】

PUC受圧板は特定のアンカーとの組み合わせに限定しておりませんので、多くのアンカーでご使用になれます。しかしご使用になるアンカーの種類によっては 、頭部保護のためのアンカーキャップの固定ネジ部のP.C.Dが大きかったりして、PUC受圧板のテーパーコン内に 収納しにくい場合があり、補鋼板(アンカープレート)の嵩上げが必要となったりして、別途費用が必要となる場合があります。
 このような場合には、アンカーキャップの収納性対応用 EP-M型  をご検討されては如何でしょうか?

不必要な経費を省きたい!場合は → EP-M型

 
アンカーキャップの収納性対応用 EP-M型 の施工例

製品には事前のご要求により製品内で角度補正がなされています。アンカープレートを装着し、定着。最後にメーカーのアンカーキャップを装着し完了です。


EPSSM (兵庫県)施工全景
EPSS
M300-100-10(上)

EPSSM (兵庫県)上下角度10度 SFL-7
転石を多く含む切り土法面の為、設置面の状態が悪く、ざぶとん裏込め工法を採用し、安全、確実な施工を行いました。

EPSSM (青森県)施工全景
EPSS
M300-100-15(上)



EPSSM (青森県)
上下角度15度 SFL-7
モルタル吹き付け面の不陸調整の為、ざぶとん裏込め工法を採用し、安全、確実な施工を行いました。

 

 
 
 特殊(Ex)PUC受圧板の種類と仕様

 最新情報はホームページをご参照ください。  >>斜面受圧板協会ホームページへ

 

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[お問い合わせ]

PUC 斜面受圧板協会 

〒160-0004 東京都新宿区四谷2-10-3 TEL.03-5363-5241 FAX.03-5367-5066 http://www.syamen.jp/

  

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