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構造と特長規格一覧表施工手順CAD図面ダウンロード(株)エスイー トップページ
タイブルアンカーU型は、
アンカーの維持管理を考慮した製品です。
タイブルアンカーU型を含む、SEEEグラウンドアンカー工法は、「頭部定着具の耐震性」と「緊張力調整機能」が確認されたアンカー工法です。
 
 
■ 構造と特長

テンドンの構成
タイプルアンカー∪型の主索であるテンドンは、JIS G3536に規定されている低リラクセーション材の、7本および19本よりのPC鋼より線を用い、7本よりPC鋼より線はさらに7本より合わせた多重よりPC鋼より線を用いています。 許容荷重Tas=156.6〜1096.2/本に対応できる10種類があります。
防食構造
1.アンカー頭部プレート前面
アンカーキャップと充填材(防錆油、防食テープ)で保護されます。
2.アンカー頭部プレート背面
ストッパーシース、ソケットシース、防錆油により、水や有害物質を遮断します。
マンションの付根部は、マンションと被覆材をラップさせ、圧着時の周圧力を作用させて高い防水性を確保し、テンドンを腐食から守ります。
3.自由長部およびアンカー体
テンドンは、防錆油を充填した被覆材により、全長にわたりグレードの高い二重防食構造になっています。
圧縮型アンカーの特性により、グラウトは全長にわたり圧縮力を受けるため、テンションクラックが生じず、グラウトが防食の一つとして有効に働きます。
特長
1. 頭部定着具がナット式で緊張力調整の性能に優れているため、将来の緊張力変動への対応が容易で経済的です。
2.二重防食構造を採用しているため、耐久性にきわめて優れています。
〔防食レベル/防食構造U相当(地盤工学会基準)〕※
※高腐食環境下での本製品の適用については弊社までお問い合わせください。
3.頭部定着具は、地震時でも定着機能を確保できることが確認されています。
4.圧縮型アンカーの特性により、以下の優位性があります。
グラウト材が全長にわたって圧縮力を受けるため、テンションクラックが生じない。
地盤内のせん断抵抗が大きい。
クリープ特性が安定している。
繰返し荷重に対して安定している。
アンカー体には孔底から圧縮力が作用するため、定着地盤に不陸があっても対応できる。
5.アンカー部材は工場において製作・組立てを行うので、高品質が確保されます。
6.現場での防食加工などの組立て加工がないため、省力化が図れます。

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■規格一覧表
項目\呼名 F20UA F40UA F50UA F60UA F70UA
構成 1×φ15.2 1×φ17.8 1×φ20.3 1×φ21.8 7×φ9.5
公称径(mm) 15.2 17.8 20.3 21.8 28.5
断面積(mm2) 138.7 208.4 270.9 312.9 383.9
単位質量(kg/m)
(PC鋼より線)
1.10 1.65 2.15 2.48 3.04
タイブル質量(kg/m)
(PC鋼より線
+防錆油
+ポリエチレン)
1.31 1.88 2.41 2.76 3.54
引張荷重Tus(kN) 261 387 495 573 714
降伏荷重Tys(kN) 222 330 422 495 608

許容
荷重
Tas
(kN)







常時
0.6Tus
156.6 232.2 297.0 343.8 428.4
地震時
0.9Tys
199.8 297.0 379.8 445.5 547.2
項目\呼名 F100UA F110UA F130UA F170UA F190UA
構成 7×φ11.17×φ12.4 7×φ12.77×φ15.2 7×φ15.2
公称径(mm) 33.337.2 38.145.6 45.6
断面積(mm2) 519.3650.3 691.0970.9 970.9
単位質量(kg/m)
(PC鋼より線)
4.095.13 5.457.75 7.75
タイブル質量(kg/m)
(PC鋼より線
+防錆油
+ポリエチレン)
4.715.86 6.208.74 8.74
引張荷重Tus(kN) 9661120 12811680 1827
降伏荷重Tys(kN) 826952 10921428 1554

許容
荷重
Tas
(kN)







常時
0.6Tus
579.6672.0 768.61008.0 1096.2
地震時
0.9Tys
743.4856.8 982.81285.2 1398.6

※許容荷重は、地盤工学会「グラウンドアンカー設計・施工基準」(JGS4101-2012)分類ランクにもとづく。

■施工手順
 
1.削孔
所定の角度で定着地盤まで削孔します。
2.グラウト注入
注入パイプを挿入してグラウトを注入します。
3.テンドン挿入
4.加圧注入
(ケーシング引抜き)

ケーシングを所定の位置まで引抜きます。
5.緊張
グラウトが所定の強度に達したところで、緊張作業を行います。プレート背面の防食のために、ストッパーシースを取付け、緊張力とアンカー頭部の変位を確認しながら緊張作業を行います。
6.頭部処理・完成
定着されたアンカー頭部にアンカーキャップを取付け、防錆処理を行ない作業が完了します。

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