補修したくても事業性や予算の兼ね合いでなかなかできなかったモルタル吹付の補修工事。人工の構造物なだけに、落下して通行者が被災した場合は管理の問題がとわれます。
道路防災点検をはじめ、多くの点検で老朽化モルタル吹付の存在は指摘され、またデータ化されてきました。ところがいざ補修となると、良い対策工法がなかったり、予算が確保しにくかったり、測量・設計・工事という段階を踏みにくかったりでなかなか補修工事ができませんでした。
そんな朽化モルタル吹付の補修が今回の補正予算で注目されています。今政府が重点視している防災工事であること、あえて測量・設計の手はずを踏まなくても工事発注が可能であること、簡単な工事で補修が可能な工法が出てきたことなどの理由が重なっているからです。
この補修工事とはどんなものなのでしょう?
【SPレッグドリル工法】
既設の吹付面を高圧水で洗浄してからクラック部を樹脂モルタルなどで間詰め補修し、その後背面空洞部にも加圧充填できる長さ2m程の注入式本設ロックボルトを所定ピッチで打設・加圧充填し、最後にラス金網を設置してモルタル吹付を行うのみです。
これだけで施工前よりもはるかに強い、また見た目は新規の構造物ができるのです。 |
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発注の準備は非常に簡単です。以下は図面・数量計算例ですが、図面5枚、数量計算書数枚程度のものです。
▽図面例ダウンロード
⇒DWG、
SFC、 XDW
あっという間に設計図書は出来上がります。展開図を描けるような資料さえあれば、ぜひお問い合わせください。
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