ウィングロック植生工法は、既設のモルタル・コンクリート吹付面を取り壊さずに緑化する維持補修工法です。
二層構造の厚みのある生育基盤を造成し、永続性に優れる植生のり面を創出します。 強酸性土壌、硬質岩盤などの特殊な条件下でも適用されています。
■ 建設副産物発生の抑制
モルタル・コンクリートの取り壊しが不要のため、建設副産物の発生を抑制できます。また、工期短縮や安全性の向上にも貢献します。
■ 削孔穴の有効性
モルタル・コンクリート面を削孔するため、地山からの水分補給ができるとともに地山への根系の侵入が促進され、植物の生育や生育基盤の安定に効果を発揮します。
■ 超厚層の生育基盤
生育基盤の厚さは、基盤砂12cmと植生基材3cmの合わせて15cmで厚く、植物の生育性に優れています。また超厚層の生育基盤は、ウィングアンカーで支持されます。
■ 耐降雨侵食性
降雨には表層の植生基材が抵抗し、地山からの浸透水は基盤砂が速やかに排出するため、生育基盤は耐降雨侵食性に優れています。
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