電子入札システムで使用されている「電子入札専用JRE8」のサポートが2020年9月末で終了することになりました。
2019年2月にいさぼうネット・便利ツールの「電子入札専用JREのインストールについて」というページでも紹介しましたが、電子入札システムはJavaというプログラミング言語で開発されており、JREとは電子入札システムのようなJavaで開発されたシステムを実行するために必要なプログラムになります(JRE8とはJREで使用されているJavaのバージョンが8であることを示しています)。
今回のサポート終了に伴い、2019年12月から2020年9月までの間に、各発注機関が公開している電子入札システムの新方式への切り替えが必要になりました(アプリケーションの更新作業を実施しない場合、新方式に切り替わった電子入札システムを利用することができません)。
新方式への切替日は各発注機関毎に異なりますので、各発注機関のアナウンスを確認する必要があります。
また、アプリケーションの配布と更新方法は、電子入札に利用されているICカード発行元の民間認証局によって異なりますので、注意が必要です。
以下、電子入札システムの稼働期間になります。
(一般財団法人日本建設情報総合センター「【補足資料1】新方式システムへの移行イメージ」より)
2020年1月〜2020年9月の間は従来方式のシステムも利用可能ですので、急いで切り替える必要はありませんが、「新方式システムに切り替わる」点を留意して、余裕をもって切り替え作業を行いましょう。
<参考リンク>
▽電子入札コアシステム(新方式:脱Java)への移行について(一般財団法人日本建設情報総合センター)
http://www.cals.jacic.or.jp/coreconso/inadvance/data/20191122_oshirase.html