基礎ぐい工事に係る問題の発生を受けて、国土交通省は、工事監理者が基礎ぐい工事における工事監理を行うにあたって留意すべき点を示すガイドライン（案）を策定し、パブリックコメント（意見公募）を開始しました。

　全4ページで監理基本的なことが書いてあります。
章立ては以下の通り。

1．ガイドラインの目的及び位置づけ
2．工事監理者の役割
3．工事監理方針の決定にあたって把握すべき事項
（1）地盤条件や施工上の留意事項等
（2）工事施工者の施工計画
4．工事監理の実施方法
（1）立会い確認
（2）書類確認
5．設計図書どおりに施工できない場合の対応
6．工事監理の状況の記録

　意見募集期間は、平成27年2月1日（月） 〜 平成28年2月27日（土）までです。 意見送付方法は、意見提出様式にならい、氏名及び住所（法人又は団体の場合は、名称及び所在地）並びに連絡先（電話番号又は電子メールアドレス）を明記の上、
（1）電子メールの場合
（2）ＦＡＸ
（3）郵送
のいずれかで送ることとしています。

　パブリックコメントの送付かともかく、技術者としては一度確認しておくことをお勧めします。

▽「基礎ぐい工事における工事監理ガイドライン（案）」（国土交通省）
http://www.mlit.go.jp/common/001117634.pdf

▽「基礎ぐい工事における工事監理ガイドライン（案）に関するパブリックコメントについて」（国土交通省）
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000605.html