国土交通省 水管理・国土保全局から、「河川管理用ドローンやクラウド型水位計の実装化に参画する企業等が公募されています。
これは革新的河川管理プロジェクト(第一弾)に位置づけられるものです。
革新的河川管理プロジェクトとは IT、航空測量技術等の最新技術をオープン・イノベーションの手法によりスピード感をもって河川管理への実装化を図り、河川管理及び災害対応の高度化を図るものです。
例えば以下のようなプロジェクトがあげられています。
■長距離航行が可能なドローンと超小型化レーザー測量システムの実用化の合体
縦に長い河川を低空・高密度で連続して面的に把握することが可能となります。
さらに災害時に現場を調査する100km超を自動自律航行するドローンや強風下でも安定して飛行するドローンの実用化。
■クラウド型・メンテナンスフリー水位計の実用化
今般の台風被害からは、水位に関する情報提供の強化が求められていますが、水位計の設置・維持管理のコストが隘路とならないように、自治体でも導入可能なクラウド型・メンテナンスフリー水位計の実用化を図り、水位情報の提供の強化を図ります。
本公募プロジェクトは、インフラメンテナンス国民会議革新的技術フォーラム準備会の取組みの一つとして水管理・国土保全局が実施するもので、オープン・イノベーションの仕組みを活用し、6ヶ月〜1年以内の実装化を目指します。
かなりタイトなスケジュールです。
公募期間は平成28年11月2日(水)から11月24日(木)17時まで(必着)です。
既にかなりの準備やシーズがないとなかなか公募には参加できませんが、今後の河川管理の動向を把握する意味でも一度公募情報に目を通しておくことをお勧めします。
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