国土交通省が、各地いち押しのインフラツアーをパネル形式で紹介しています。
全97件がポータルサイトで確認することができ、各地の建設分野における魅力を1枚にまとめています。
落ち着きのあるデザインが、「行ってみたい」という感情を助長させています。
各地の“一押し”には、やはり、ダムが目立ちます。
その中でも、サイクリングとして世界的にも有名な「しまなみ海道*」や、テレビのCMにも登場した「境港(ベタ踏み坂)」などが紹介されており、その中には様々な建設技術が盛り込まれています。
インフラツアーですから、一般の方でもダムの中に立ち入ることができ、子どもたちでも普段、味わえない感動を覚えること間違いなしです。
斜面防災系も紹介されています。大阪と徳島を簡単に紹介します。
・【大阪】亀の瀬地すべり
「来てみな分からへんで!地下に大規模施設があるねん。」大阪らしいフレーズです。
大規模施設とは、排水トンネルです。地下探検できる施設は、なかなか無いと思います。
昭和7年に圧壊したという鉄道トンネル(亀瀬隧道遺構)も見学できるらしく、その被害状況やメカニズムを説明してくれるそうです。
・【徳島】善徳砂防・地すべり事業
日本三大秘境として知られる祖谷地域。その中にある「祖谷のかずら橋」は、葛類を使って架けられた吊り橋です。
観光客が安心して訪れることができるよう建設技術が守っています。
このようなツアーを各地域でアピールしています。
友人や家族を誘って行くのも良いですし、1人でこっそり行くのも良いでしょう。
建設関係者であれば、CPDのポイントとしても利用できるのではないでしょうか。
社員研修としても利用できそうです。
「仕事を思い出して嫌だー」という方もいる?かもしれませんが、是非、これを機に皆さんの職場をアピールしていただきたいと思います。
▽「インフラツーリズムポータルサイト」 (国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/infratourism/panel.html
*お詫びと訂正:
『いさぼう技術ニュース【インフラの魅力たっぷり!各地域のおすすめスポット 〜あなたの地域のイチ押しスポットは?〜】(平成29年3月23日号)』の
文中に誤りがありました。
「しきなみ海道」と記載しておりましたが、正しくは「しまなみ海道」
です。
読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
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