今回は、準天頂衛星みちびきの情報をご提供します。
準天頂衛星システム「みちびき」は、日本の衛星測位システムで、今年10月には、4号機の打ち上げ成功がニュースになったばかりです。
しかも2018年には4機体制となり、GPSと合わせて8機以上の衛星が日本全土をカバーすることになるそうです。
2023年には7機体制となり、高精度の測位が期待されています。
実際にセンチメートル級の測位補強サービスを受けるには、「L6」信号を受信する機材が必要となりますが、三菱電機は、12月1日から、4周波対応アンテナの受注を開始しました。農機、建機、鉄道、ドローン等に搭載されることになると思われます。
▽三菱電機 準天頂衛星対応センチメータ級高精度測位端末「AQLOC」発売
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2017/1129.html
また国土交通省は、12月15日から「みちびき」を活用した高精度バスロケーションシステムの実証実験を開始するとの記者発表を行っています。
▽国土交通省 日本版GPS「みちびき」を活用した高精度バスロケーションシステムの実証実験を開始します
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo17_hh_000080.html
測量は様々な機材に受信機器が搭載されるのは間違いないですが、身近なところでもすでに、みちびき対応製品が販売されています。
弊社でも、ちょうど切り替え時期だった、デジカメを購入しました。
(これについては改めてレポートします)
▽みちびき対応製品リスト
http://qzss.go.jp/usage/products/list.html
各社来年度予算計上の時期、ぜひ上司に最先端技術をアピールしてはいかがでしょうか?
今後もみちびきに関する情報を提供していきますので、ご期待ください。
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