いさぼうネットでは、2018年5月16日に「平成29年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業」(通称、IT導入補助金)のお知らせメールを配信いたしました。
今回はその続報です。
2018年6月14日、「平成29年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業」(通称、IT導入補助金)の審査結果が発表されました。
交付決定の会社は、9248社でした。
五大開発(株)では、33社の申請で、32社が合格、合格率は約97%という結果でした。
その他の支援事業者の情報でもほとんどの申請が通ったようです。
ですが、不採用事例もあり、今回、IT導入補助金事務局から、代表的な不採択事由が公表されており、事由例として、
(1)申請日と設立年月日の不整合
(2)昨年度のIT導入補助金事業で導入した ITツールとの機能の重複
(3)申請内容の不備
・不完全な住所入力
・履歴事項全部証明書の添付間違い
・公的身分証明書関連
・事業実在証明書
(4)経営診断ツールの総括項目(現状認識・将来の目標・課題・対応策)において、その回答内容が希薄
(5)申請された法人の事業内容(生産性の観点)が審査委員会の判断により、『本補助事業の目的に資さない』
ということが挙げられています。
どれも、ケアレスミスが多いと思います。
ここで、一次公募の補助金を考察してみます。
交付決定の会社数に、補助金額をかけると、
・補助額:15万円(最小)で、13億8千万円
・補助額:50万円(最大)で、46億2千万円
となり、補助金予算が500億円ですので、まだまだ予算の消化には足りていない状況だと言えます。
ということは、二次公募でも高い交付率になると考えられます。
二次公募は、6月20日から始まっていますので、ぜひこれを機に、上記の不採択内容を踏まえ、申請してみてはいかがでしょうか?
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