平成30年7月豪雨により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
災害状況が把握されるたび、被害の大きさに胸が痛みます。
土砂災害、浸水被害も甚大ですが、ため池の決壊、損壊も多くみられます。
広島県の被害状況(H30.7.19現在)を確認しますと、現在時点で
ため池の決壊 16か所
損壊したため池 42か所
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/319828.pdf
(広島県ホームページ)
岡山県では、
ため池の堤体亀裂等 36か所
http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/568367_4605619_misc.pdf
(岡山県ホームページ)
兵庫県では、
ため池堤体一部損壊等 43か所
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/documents/180717_12_all_revised.pdf
(兵庫県ホームページ)
となっております。
過去の災害を見ても、ため池は、豪雨、地震時により、被災することが多いようです。
受益者負担を主体とした管理をされていますが、農業従事者の減少や、高齢化などの観点から、対策すべきことも多い状況です。
国においても、各種政策が提案されているところです。
▽ため池(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/bousai_saigai/b_tameike/
ため池に関する事例集・マニュアル等がでておりますので、ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?
▽「ため池の洪水調節機能強化対策の手引き〜豪雨からため池や農地・農業用施設を守るため〜[平成30年5月]」(農林水産省 農村振興局
整備部 防災課)
http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/bousai_saigai/b_tameike/attach/pdf/index-47.pdf
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