平成31年2月22日に、平成31年度 設計業務委託等技術者単価が発表されました。
本単価は、平成31年3月1日から適用となっています。
アベノミクス開始後、一方的に上がり続けていますが、今回の新設計業務委託等技術者単価は公表以降最高になりました。
以下に、設計業務、測量業務、地質業務の過去5年の単価(基準日額(円))について、その詳細を展開してみました。
昨年との差額は、主任技師以上はほぼ同じ金額でそれぞれ上がっています。
また、技師(A、B、C)、技術員も同様の推移となっています。

また以下は、平成6年からの単価の流れです。
平成9年をピークに下がり続けた単価は、平成19年頃に横ばいとなり、平成26年から急上昇し、
今回の改訂でも主任技術者を筆頭に、右肩上がりとなっています。

測量業務も上がっています。
昨年は設計業務と同様に、ハイレベルの技術者ほど単価が上がる傾向が強い感がありましたが、昨年と
比較しますと、昨年以上に上がり幅が上がっています。


ここ数年急激に上がってきた地質業務ですが、
今回も上がっており、特に高レベル技術者である地質調査技師の単価が大きく上がりました。


いさぼうネットでは、平成6年度からの設計業務委託等技術者単価表を一覧表にしています。
ぜひ、参考資料としてご利用ください。
●年度別設計業務委託等技術者単価表[平成6年度〜平成31年度]
●平成31年度 設計業務委託等技術者単価について(国土交通省)
●[報道発表資料(PDF)]:新設計業務委託等技術者単価は公表以降最高に!
〜新単価は平成31年3月以後に入札を実施する業務から前倒し適用〜 (国土交通省)
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