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 「避難勧告等に関するガイドライン」の改定
令和元年6月20日

 令和元年6月18日22時26分ごろ、山形県沖で地震が発生しました。
 新潟県村上市にて、震度6強、長岡市 震度5弱と大きな震度が観測されました。
 また、津波注意報が発令される等、当該地域にお住いの方は、まだまだ不安な日夜を過ごされていることと思います。ぜひご自愛ください。

  昨日、被災地の新潟や山形では、強雨が懸念され、また関東にも激しい雷雨予報が出ていました。
 今後本格的に梅雨に入りますが、「避難勧告等に関するガイドライン」が改定されているのをご存知でしょうか。
 この改定は、平成30年7月豪雨を教訓にしたもので、当該住民として知っておくことも大事ですが、技術者としても、ぜひご確認すべきかと思います。


○ 避難勧告等に関するガイドラインの主な変更点(平成31年3月)
・住民等が情報の意味を直感的に理解できるよう、防災情報を5段階の警戒レベルにより提供し、住民等の避難行動等を支援する。
<警戒レベルを用いた防災情報の発信>
① 災害発生のおそれの高まりに応じて、居住者等がとるべき行動を5段階に分け、情報と行動の対応を明確化。
 【警戒レベル3】高齢者等避難、【警戒レベル4】全員避難とし、避難のタイミングを明確化。
 【警戒レベル5】災害発生情報とし、命を守る最善の行動を促す。
② 避難勧告等を発令する際には、それに対応する警戒レベルを明確にして、対象者ごとに警戒レベルに対応したとるべき避難行動がわかるように伝達。
③ 様々な防災気象情報を、警戒レベルとの関係が明確になるよう、5段階の警戒レベル相当情報として区分し、住民の自発的な避難判断等を支援。

 警戒レベルを用いた避難勧告等の伝達は、警戒レベル1,2は、気象庁が発表、警戒レベル3,4,5は、市町村が発令となります。
※警戒レベルは、洪水、土砂災害、高潮、内水氾濫に用いる
(津波はレベル区分になじまないため対象外)。

 居住者がとるべき行動も記載されておりますので、ぜひご確認ください。


 地震、豪雨と緊迫した状況が続きますが、日ごろから、命を守る意識、行動を心掛けましょう 。


<参考リンク>

▽避難勧告等に関するガイドラインの改定 〜警戒レベルの運用等について〜内閣府(防災担当)
http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/pdf/guideline_kaitei.pdf

 

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