国土交通省は、「工期設定支援システムVer2.0」を8月29日に公開しました。
本システムは、国土交通省が、建設業の働き方改革の更なる促進を図るため、平成29年11月から国土交通省ホームページ内の「働き方改革・建設現場の週休2日応援サイト」において公開しているものです。
本年6月に改正施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」の一部を改正する法律において、発注者等の責務に適正な工期の設定が規定されたことを踏まえ、改良がおこなわれました。
主なシステム改良の内容は以下の通りです。
「工期設定支援システムVer2.0」 主なシステム改良の内容
[1]工程アシストAI機能の導入(令和元年8月29日より公開)
過去の工事工程表からAIを用いて類似工事を検索・抽出し、工程表を作成するアシスト機能 を強化。
[2]変更設計対応(令和元年8月29日より公開) 変更設計に対応し、当初と変更のバーチャート2段表示機能を追加。
[3]地方公共団体利用に向けた対応(令和元年9月2日より公開予定) 地方公共団体で使用している積算システムでも工期設定支援システムが利用可能となるよう、
必要なデータ仕様を公開。
(国土交通省「工期設定支援システム Ver2.0 を公開します 〜地方公共団体を含む様々な発注者の工期設定をサポート!〜」より)
「工期設定支援システムVer2.0」は、下記の関連リンク(技術調査:働き方改革・建設現場の週休2日応援サイト)から無料でダウンロードできますのでご活用ください。
<関連リンク>
▽技術調査:働き方改革・建設現場の週休2日応援サイト(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000041.html
▽工期設定支援システム Ver2.0 を公開します
〜地方公共団体を含む様々な発注者の工期設定をサポート!〜(国土交通省)
・http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001304539.pdf
・http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000616.html
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