国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省は
「インフラメンテナンス大賞」の各省大臣賞等の受賞者を決定しました。
その中で、いさぼう会員の皆様に関連が深い事案について、以下に列挙いたします。
■【 部門 】 メンテナンスを支える活動部門
【 分野 】 道路
【応募者】 中標津建設業協会
【応募案件名】「中標津町『明日に架ける橋』プロジェクトで地域の橋を総点検!」
中標津建設業協会は、中標津町「明日に架ける橋」プロジェクトの一環として
町と橋梁点検協定を締結。町が管理する全95橋を平成26年から毎年
ボランティアで点検し、8月4日(橋の日)に町長へ報告することにより
官民協働での橋梁の適切なメンテナンスに繋げている。など
■【 部門 】 技術開発部門
【 分野 】 自動車道
【応募者】 福田道路株式会社
【応募案件名】「汎用機材およびAI診断モデルによる舗装」
損傷診断システムの開発と実用化
舗装路面を市販のビデオカメラで撮影し、その画像を人工知能で解析してわだち掘れとひび割れを診断する舗装損傷診断システムを開発し、経済性・
作業性に優れた舗装点検を実用化した。
■【 部門 】 技術開発部門
【 分野 】 道路
【応募者】 JFE商事テールワン株式会社
【応募案件名】「テールアルメFS(フェイルセーフ機能付 テールアルメ)」
コネクティブと呼ばれる補強材連結金具の改良でフェイルセーフ機能と
フェイルセンサー機能を持たせた。改良に関するコストは最小限で可能と
なった。壁面材を目視し、その動きを確認することで盛土内部の補強材の
損傷状況の把握が可能になり、道路や臨港道路が自然災害に見舞われた際、
早期にその健全度評価が出来、物流の解放が容易になった。
■【 部門 】 技術開発部門
【 分野 】 港湾・海岸
【応募者】 いであ株式会社技術開発室
【応募案件名】「水中3Dスキャナーを活用した水中可視化技術」
水中3Dスキャナーをローラ型運搬機に搭載することにより陸上からの
計測を可能とした。また、動揺センサーと組み合わせて調査船やROVへ
艤装・搭載し、航行・浮遊状態での計測も可能とした。
より詳細な情報が知りたい場合は、下記の参考リンクから国土交通省のページをご覧ください。
<参考リンク>
▽「第3回「インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定!
〜優れた取組や技術開発を表彰〜」(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000221.html
▽「第3回「インフラメンテナンス大賞」 受賞者」(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001309898.pdf
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