気候変動による降雨特性の変化等により、土砂災害に対して現在の技術基準
などが対応できなくなってきつつあることは、我々技術者ベースでも感じて
いることと思います。
国土交通省では、気候変動を踏まえ、土砂災害に対する技術検討会が開かれ
ています。
■【砂防分野】
「気候変動を踏まえた砂防技術検討会」が開催され議論されています。
進行状況は、中間とりまとめ(案)の作成の一歩手前というところです。
現在までの主な内容として、
●土砂災害対策に関する気候変動適応策に関する現状
●気候変動を踏まえた土砂災害対策を検討する上での課題
●近年の豪雨に伴う象徴的な土砂災害
●令和元年10月宮城県丸森町における土砂・洪水氾濫等
●令和元年10月群馬県富岡市内匠地区における崩壊性地すべり
●気候変動を踏まえた砂防技術検討会 中間とりまとめ(案)
などが、以下のホームページで公開されています。
▽「気候変動を踏まえた砂防技術検討会」(国土交通省)
https://isabou.net/forward/2020052801.asp
■【河川分野】
河川分野では、今後の水災害対策について、これまでに4回の小委員会が開催されています。
会議資料及び議事録は、後日、国土交通省のホームページに公開されます。
▽「気候変動を踏まえた水災害対策検討小委員会」(国土交通省)
https://isabou.net/forward/2020052802.asp
<参考リンク>
▽「気候変動を踏まえた砂防技術検討会」(国土交通省)
https://isabou.net/forward/2020052801.asp
▽「気候変動を踏まえた水災害対策検討小委員会」(国土交通省)
https://isabou.net/forward/2020052802.asp
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