令和3年11月16日に国土交通省から公開された記事によりますと、
「国土交通省では、建設現場の生産性を向上させるi-Construction の推進に加え、新型コロナウイルス感染症対策を契機とした非接触・リモート型の働き方への転換をはじめとした、インフラまわりのデジタル化・スマート化を図るためのインフラ分野のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進に取り組んでいます。」と書かれています。
デジタルトランスフォーメーションとは、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念で、その内容は「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」という内容となっております。 (モンスターラボ DXブログ「DX(デジタルトランスフォーメーション)とは? 意味・定義をわかりやすく解説)」より引用)
今回、国土交通省は、企業の生産性向上に関する取組が工事により一層活かされるよう、入札時の総合評価において、企業に提出いただく技術提案や施工計画に、ICT 活用等による生産性向上に関する取組を記載していただく取組を試行することを決め、これにより、現場の生産性の一層の向上を図っていくことにしました。
具体的には、国土交通省発注の直轄土木工事の入札時の総合評価において、
○ICT 活用等による生産性向上の取組に関する技術提案を求める試行
(技術提案評価型S型)
○ICT 活用等による生産性向上の取組について施工計画に記載を求める試行
(施工能力評価型1)型)
上記のことを行うことで、現場におけるICT 活用等による生産性向上の取組の推進・普及につなげていくようです。
詳しくは下記のページをご覧ください。
▽「建設事業者の生産性向上の取組を工事に活かします
〜生産性向上に関する取組を入札時の総合評価において評価〜」(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000842.html
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