国土交通省では、産学の持つ先端的な技術を積極的に活用し、産学官連携による
技術研究開発を促進することを目的として、令和5年度の河川砂防技術研究開発公募を開始してます。
応募の詳細は以下のとおり。
◇応募対象:大学、大学付属試験研究機関、一般社団法人、一般財団法人、民間企業等
◇応募期間:令和4年10月17日(月)〜令和4年12月2日(金)
河川砂防技術研究開発公募は、平成21年度から取り組んでいるものです。
令和5年度は、以下に示す課題指定型研究課題の4部門、課題提案型研究課題の2部門において新規に公募しています。
《令和5年度新規課題の公募を行う部門、分野と指定課題》
【課題指定型】
■河川技術部門(河川技術・流域管理分野)
「越水時における河川堤防裏法部の侵食量を評価する技術の開発」
■砂防技術部門(地域課題分野)
「土砂・洪水氾濫対策計画立案のための地域特性に応じた山地河川の土砂・流木動態解析手法の再現性向上」
■河川生態部門(地域課題分野)
「流域治水を視座においた生物多様性のためのハビタット保全・創出とその評価に関する研究」
■海岸技術部門(海岸技術分野(地域課題))
「河川から海岸への土砂移動の連続性を実現するための河口部等の地形変化計算モデルに関する研究開発」
【課題提案型】
■河川技術部門(河川技術・流域管理分野);流域課題、地域課題
<課題は指定しない>
■砂防技術部門(地域課題分野)
<課題は指定しない>
※詳細は、国土交通省水管理・国土保全局のHP「河川砂防技術研究開発公募」に掲載しています。
いずれのテーマも現在の業務関連で必要されている技術です。類似の研究を既にされている企業もあると思います。
応募された課題は有識者で構成される評価委員会の審査を経て、研究開発を実施します。研究期間2年〜3年、課題によって異なります。費用負担限度額も課題により200万円〜3000万円。応募要領などを熟読して検討してみてはいかがでしょうか。
|