国土交通省は、建設工事における事故防止に向けた新たな取り組みとして、建設工事に関する事故のデータベースを公開したと発表しました。
公開されたデータベースには、令和元年度から令和4年度に至るまでの間に、地方整備局・都道府県・政令市で発生した約1,600件の建設工事事故情報が詳細に記録されて
います。
その具体的な利用方法として、AIを用いた「事故防止システム・アプリ」の開発や、KY(危険予知)活動の質的向上が挙げられています。
AI技術を活用すれば、過去の事故データを解析し、未来の事故予防策を予測・提案することが可能となり、KY活動においても、具体的な事故例を学習材料とすることで、従業員自身が危険を予知し、事故を未然に防ぐ意識を高めることが期待されます。
詳細なデータについては、国土交通省の公式ホームページを通じて入手することができますので、一度確認されてみてはいかがでしょうか。
<参考リンク>
▽報道発表資料:「建設工事事故データベースのデータ公開について」(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001721970.pdf
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