令和6年2月16日に、令和6年度 設計業務委託等技術者単価が国土交通省から発表されました。
本単価は、令和6年3月1日から適用とされています。
改定後の単価のポイントとして、「全職種単純平均で対前年度比 5.5%引き上げられることになります」、「12年連続の引き上げにより、全職種単純平均値が 46,880 円となり、公表を開始した平成9年度以降で最高値を更新しました」と発表されています。
いさぼうネットでは、設計業務、測量業務、地質業務の各職種について、過去7年の単価(基準日額(円))をまとめてみました。
基準日額の昨年との差額では、一番高い差額が 5,300円 の主任技術者 、次に差額 4,900円で理事、技師長、その次に差額 2,800円で技師(C)と続きます。 設計業務(7職階)全体の対前年度比は+5.7%、平均額は 56,714円となっています。

(円)

測量業務については、全体的に上昇傾向で、測量主任技師、測量技師の伸びが顕著ですが、測量補助員は差額 -1,100円と引き下げられています。測量業務(5職階)全体の対前年度比は+5.6%、平均額は 39,820 円となっています。

(円)

地質業務についても、主任地質調査員と地質調査員の伸びが顕著ですが、地質調査技師が差額 -600円引き下げられています。地質調査業務(3職階)全体の対前年度比は+3.4%、平均額は 42,033 円となっています。

(円)

<参考リンク>
●「設計業務委託等技術者単価」(国土交通省))
●「令和6年3月から適用する設計業務委託等技術者単価について」(国土交通省)
|