令和7年2月14日に、令和7年度 設計業務委託等技術者単価が国土交通省から発表されました。
本単価は、令和7年3月1日から適用とされています。
改定後の単価のポイントとして、「全職種単純平均で対前年度比5.7%引き上げられることになります」、「13年連続の引き上げにより、全職種単純平均値が49,570円となり、公表を開始した平成9年度以降で最高値を更新しました」と発表されています。
いさぼうネットでは、設計業務、測量業務、地質業務の各職種について、過去7年の単価(基準日額(円))をまとめてみました。
基準日額の昨年との差額では、一番高い差額が 8,400円 の主任技術者、次に差額2,600円の技師(A)、その次に差額2,500円で技術員と続きます。 設計業務(7職階)全体の対前年度比は+5.2%、平均額は59,643円となっています。

設計業務委託等技術者単価<設計業務> 平成6年度〜令和7年度までの推移
測量業務については、全体的に上昇しており、特に測量主任技師、測量技師、昨年はマイナスの伸びだった測量技師補の伸びが顕著です。測量業務(5職階)全体の対前年度比は+9.3%、平均額は43,520円となっています。


設計業務委託等技術者単価<測量業務> 平成6年度〜令和7年度までの推移
地質業務については、全体的に上昇しており、昨年はマイナスの伸びだった地質調査技士がプラスになっており、最高値を更新しました。地質調査業務(3職階)全体の対前年度比は+6.2%、平均額は44,633円となっています。


設計業務委託等技術者単価<地質業務> 平成6年度〜令和7年度までの推移
●「設計業務委託等技術者単価」(国土交通省)
●「令和7年3月から適用する設計業務委託等技術者単価について〜対前年度比5.7%の引き上げ〜」(国土交通省)
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