国土交通省が運営・管理している国土交通データプラットフォームの新バージョンがリリースされています。更新内容は新たなデータ連携の開始や、各機能の使い方や操作画面の情報など、利用者を支援する情報を充実したとのことです。
国土交通データプラットフォームは、国土交通省が推進する取り組みの一環であり、国土交通省の保有データと民間企業からのデータを統合し、様々な分野のデータを横断的に検索・表示・ダウンロードができるプラットフォームです。現実の事象をサイバー空間で再現するデジタルツインという手法を用いて、業務効率化やスマートシティ等の国土交通省の施策の発展、産学官連携によるイノベーションの創出などの活躍を期待されているもので、現在構築が進められています。
今回のバージョンアップとして挙げられている主な内容は下記の通りです。
【国土交通データプラットフォームの主なバージョンアップの内容】
(1) データ連携の拡充
・サイバーポートとの連携を開始
※連携対象:重要港湾以上の港湾における水深7.5m以深の係留施設
・インフラみらいマップとの連携を開始
・熊本県施設管理データベースとの連携を開始
※連携対象:砂防施設、河川施設(排水機場、水門・堰、樋門・樋管)計2施設
これにより、24データベースとの連携を実施
(2) 利用者向け支援のための情報を充実化
・国土交通データプラットフォーム上の各機能や使い方を説明するヘルプセンタ―を設置
・よくある質問や操作動画の情報を新たに追加し、利用者を支援
昨年に続き、今回も利便性の向上が更新内容に挙がっておりましたが、今年は、初めて利用する方に向けたヘルプセンターを設置し、ユーザーが躓きやすい内容をQ&A形式でまとめたものに加え、各機能でできることやその使い方をPDFや動画で確認することができるようになっています。特に動画は、機能の使い方に関する内容が18本も新規に追加されており、現在は下記の24本が公開されています。一度ご確認してみてはいかがでしょうか。
動画でわかる国土交通データプラットフォーム
▽動画でわかる国土交通データプラットフォーム(国土交通省)
https://www.mlit-data.jp/#/Page?id=movie_list
国土交通データプラットフォームとは
国土交通データプラットフォームでできること
- ・データや検索結果のダウンロード方法
- ・洪水浸水地域想定データとその他のデータの重ね合わせ表示方法
- ・点群データや都市モデルデータの3次元表示方法
- ・「条件から検索」機能を使ったデータの検索方法
- ・「地図から検索」機能を使ったデータの検索・ダウンロード方法
いろいろな機能の使い方
- ・「地図から検索」を用いたデータの検索方法
- ・洪水浸水地域想定データとその他のデータの重ね合わせ表示方法
- ・「条件から検索」機能を使ったデータの検索方法(簡易検索)
- ・「条件から検索」機能を使ったデータの検索方法(高さ検索)
- ・空間検索を用いたデータの検索方法
- ・データの詳細情報の表示方法
- ・ファイルのプレビュー表示方法
- ・ファイルのダウンロード方法
- ・検索結果一覧のリスト表示方法
- ・検索結果一覧のダウンロード方法
- ・ラインデータやポリゴンデータの表示方法
- ・点群データの3次元表示方法
- ・都市モデルデータの3次元表示方法
- ・2Dマップの操作方法
- ・3Dマップの操作方法
- ・データのお気に入り登録方法
- ・高度検索の検索条件の保存・共有方法
- ・関連データの表示方法
詳細については、下記の国土交通省のページをご覧ください。
<参考リンク>
▽「国土交通データプラットフォーム」(国土交通省)
https://www.mlit-data.jp/
▽「参考資料」(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001878713.pdf
▽動画でわかる国土交通データプラットフォーム(国土交通省)
https://www.mlit-data.jp/#/Page?id=movie_list
|