毎年6月1日から6月30日は、「土砂災害防止月間」です。
梅雨や台風などの影響により、この時期は土砂災害が発生しやすくなると言われています。
国土交通省より、今年の土砂災害防止月間の取り組みは下記を行うと発表されています。全国の集いや防災訓練などの取り組みに参加し、いざという時に自分と身の回りの方を守れるように備えてみてはいかがでしょうか。
(1)土砂災害防止「全国の集い」の開催(宮城県仙台市)
「平成20年岩手・宮城内陸地震、令和元年東日本台風 2つの土砂災害を経験した宮城県より〜複合災害(大規模地震災害後の豪雨災害)に備える〜」をテーマとしたシンポジウムのほか、国や都道府県の最新の土砂災害対策事例等がパネルで紹介されます。
◇【令和7年度(第43回)土砂災害防止「全国の集い」in宮城】
- 日時:2025年6月10日(火曜日)13:00〜17:20
- 場所:仙台サンプラザホール(仙台市宮城野区榴岡5-11-1)
- 主催:国土交通省、宮城県
- 内容:<基調講演>
「連鎖する災害にどう立ち向かうのか〜激甚化への適応を考える〜」 松本 浩司(NHK解説主幹)
- <特別講演>
「県内の大規模土砂災害発生時の避難行動」 保科 郷雄(丸森町長)
- <ポスターセッション>
「行政・地域の一押し取組報告」
- <特別企画展>
・人形劇「やまのおおじゃくぬけ」関連展示 ・宮城県多賀城高等学校 災害科学科 活動報告
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<パネルディスカッション>
「平成20年岩手・宮城内陸地震、令和元年東日本台風
2つの土砂災害を経験した宮城県より
〜複合災害(大規模地震災害後の豪雨災害)に備える〜」
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・コーディネーター板橋 恵子(エフエム仙台 防災・減災プロデューサー)
・パネリスト井良沢 道也(岩手大学名誉教授)
千田 勝(元栗原市職員、栗駒山麓ジオガイド)
宍戸 克美(丸森町住民、元消防署職員、民生委員)
後藤 敏仁(多賀城高校災害科学科3年生)
耳塚 千紘(多賀城高校災害科学科3年生)
森合 ことり(多賀城高校災害科学科3年生)
齋藤 秀一(宮城県 土木部 防災砂防課長)
・コメンテーター草野 愼一(国土交通省 砂防部長)
(2)土砂災害防止功労者の表彰
土砂災害防止に関して顕著な功績があった個人・団体に対して、国土交通大臣表彰が行われます。今年度は、個人2名、2団体が表彰されます。
(3)小・中学生を対象とした土砂災害防止に関する絵画・作文の募集
次代を担う小・中学生が土砂災害及びその防止についての理解と関心を深めることを目的に、絵画・作文が募集されます。また、今年の土砂災害防止月間ポスターは昨年の最優秀作品が使用されています。
(4)土砂災害・全国防災訓練の実施
土砂災害に対する避難体制の強化と防災意識の向上を目的に、全国の土砂災害警戒区域等で住民参加による実践的な訓練が実施されます。2025年のキャッチフレーズは「情報の確認、早めの避難」が掲げられています。
(5)都道府県による主要行事一覧
国と都道府県、市町村等が連携し、適時・的確な避難行動の重要性の理解促進、土砂災害防止意識の普及活動の推進、警戒避難・情報伝達体制の確認等を目的とした様々な行事が実施されます。
詳細については、下記の国土交通省のページをご覧下さい。
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