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  『いさぼう技術ニュース』    http://isabou.net/  平成16年06月17日号

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  ☆ 軟弱地盤上の盛土解析・・・円弧すべりとFEM解析ではこんなにも違う  ☆

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 軟弱地盤上の盛土解析、皆様はどんな手法で解析していますか?

多くの方は極限平衡法で行っているのではないでしょうか。この極限平衡法の中でも多く
用いられているのが「繰り返し円弧計算」であります。本解析は様々な仮想すべり面に
対して安定度を検討し、最も発生確率の高い破壊面を探り、その破壊面がある程度の
安全率を確保できるように対策をするというものです。

 しかしここで検討しているのは、円弧すべりが起こるか起こらないかという2者択一です。
どのような場合に起こると判断するのかを、安全率とか許容応力度によって定義している
のです。しかもこの検討では例えば対策工である矢板が破壊しなければ円弧すべりは
発生しないということが前提条件となっているのです。

 ところが実際の現場はそうもいきません。施工に伴う変位は必ず発生します。上記の
手法では変位はほとんど議論されていないのですが、現場で発生するのは変位なのです。
 現場の変位を予測したい!そうなると上記の方法では無理で、FEMのような有限要素法
解析が必要となります。

 いさぼうネットでは、同じ条件下で繰り返し円弧計算で解析した場合とFEM解析した場合
とで対策工の効果などを検証しました。その結果は・・・詳しくはページとしてまとめました
ので是非参照してください。

 現場では想定した円弧すべり以外の現象が生じ、トラブルとなったケースも多々あります。
今回の検証はほんの1例であり、また必ずしもFEMの結果が現場に近いわけではありま
せんが、是非今回の検証を参考としていただき、自身の技術の引き出しを増やしていただ
きたいと思います。

▽”軟弱地盤上の盛土解析・・・円弧すべりとFEM解析でこんなにも違う”はこちら
 http://isabou.net/Convenience/Tool/morido/morido.asp

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