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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成17年02月17日号
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災害などで現地踏査するときには地質屋さんの力をいやというほど
みせつけられます。
まだボーリング地調査もしていないのに、山を見ただけで「う~ん。崩積土厚は
5mくらいですね」とか「ここは地下水位が高いですね」とかいいます。
多分いい加減に言っているのだろうと思っていたら実は植生を見て感覚的に判断
しているのです。
俗に「尾マツ、谷スギ、中ヒノキ」の諺のように、普通谷部にはスギ、尾根部には
アカマツが生育し、中間はヒノキに適しています。これは地形的要因だけでなく、
地形に伴う地表含水状況の違い(谷部は最も湿潤で、尾根部は最も乾いている)
や表層の厚さが関係しているのです。
アカマツが生えていれば、地下水位は低い。一方タケは比較的知られていますが、
広葉樹やドロノキでも意外に地下水位は浅所にあるのです。
今回いさぼうでは、そんな地質屋さんが経験的に持っているノウハウを「植生から
地下の様子がこんなにもわかる」というコーナーとして表してみました。
このような感覚も優れた技術者としてのアピールに使えるはずです。是非参考
としてください。
▽「植生から地下の様子がこんなにもわかる」ページはこちら
http://isabou.net/Convenience/Tool/syokusei/index.asp
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