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  『いさぼう技術ニュース』    http://isabou.net/  平成17年03月24日号

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 3月20日に発生した福岡県西方沖地震は、従来から信じられていた「九州では
地震はない!」といった概念を根本からひっくり返したのではないでしょうか。昨年
発生した「新潟県中越地震」、そして今回の「福岡県西方沖地震」が引き金となり、
構造物や安定計算などの地震時の検討が見直されます。この関係の情報は特に
意識してアンテナを張っていただきたいと思います。

 さて今回の地震などの災害が発生した場合、まずは空中写真が撮影されます。
これはまずはできるだけ広域的な視野で全体を把握したいという意図からです。
今回の災害のような場合、毎回各航空測量会社さんは、善意的に、当日あるいは
翌日には航空写真を撮影し、公開してくれています。これによって我々はいろいろな
情報を一気に知ることができ、本当に頭の下がる思いです。

 また災害以外の調査でもまずは概査から入りますが、多くの場合、地形図や
航空写真の判読によって調査域全域の地形的特徴を把握します。この航空写真
の判読の際に必要なのが実体視の技術です。

 1枚の航空写真を見ただけでは、その写真に写っている物体の奥行感を感じる
ことはできません。しかし重複して撮影された2枚の航空写真を、左側の写真を左目で
右側の写真を右目で同時に見ていると、2枚の写真があたかも1枚の写真に融合して
物体の奥行感が感じられるようになります。これを実体視といいます。

 実体視をする場合、多くの人は実体鏡を用います。これは上記の作業を強制的に
行うことができる道具でとても便利です。しかしこれに頼りすぎると裸眼で実体視が
できなくなります。

 客先やあるいは現地で写真を確認するときには、実体鏡はないことが多いのです。
こんな時に裸眼で実体視すれば、客先からの信頼度は多いに増すでしょう。

今回いさぼうでは、実体視の訓練の仕方のページとテストできるページを作りました。
是非参考にして実体視のエキスパートを目指してください。

▽「実体視の練習」ページはこちら
http://isabou.net/TheFront/disaster/geology/Hypostatize/zittai.asp

▽「実体視のテスト」ページはこちら
http://isabou.net/TheFront/disaster/geology/Hypostatize/zittai2.asp

 

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