国土交通省による「夏期軽装」の取り組み(国土交通省)／いさぼうメールバックナンバー（2005年）

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　『いさぼう技術ニュース』　　　 http://isabou.net/　　平成17年06月16日号

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　梅雨に入り不快指数の高い日が続きます。皆様体調を崩すことなく、また事故などに
注意して業務を遂行していただきたいと思います。
ところで今年は「クールビズ」という言葉が流行っています。ニュースでは政治家の
方々がそれぞれのファッションを疲労して話題となっていますが、現実我々技術者
はどうすればよいのでしょうか。

　そもそもこのクールビズは、単に「涼しく仕事を」ということが基本ではなく、
「地球温暖化の防止及び省エネルギーに資するため」という大目的があります。
これに伴い国土交通省では、以下の発表をしています。

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夏季の軽装の励行について
地球温暖化の防止及び省エネルギーに資するため、国土交通省において夏季の
軽装について取組みを行います。
外国賓客の接遇、表彰式等の格別の公式行事への出席等やむを得ない場合を除き、
原則として、６月１日から９月３０日までの間、軽装（ノーネクタイ、ノー上着）で執務を
行うことを励行いたします。ただし、社会常識を逸脱しないよう節度を保つこととします。
なお、地方支分部局等においては、気象条件に応じ、上記期間内で軽装励行の
時期を変更している場合がございます。
つきましては、省内に軽装の職員がおりますことについて皆様よりご理解をいただく
とともに、よろしければ皆様も国土交通省に来られる際には軽装へのご協力を
いただければ幸いに存じます。
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　なお軽装とは、ノーネクタイ、ノー上着であって、社会常識を逸脱しないよう節度を
保った服装をいい、半袖シャツ、開襟シャツ、ポロシャツ等の夏向きのシャツの着用
は可とするということだそうです。

　また軽装でなければ許されないのかというと、「軽装の励行は幹部から率先的に
取り組むとともに、職員に呼びかけ、省内における軽装への遠慮を排除しようと
する趣旨である。したがって、軽装の励行は、義務化するという性格のものでは
ないものの、地球温暖化防止・省エネに対する取組の重要性を考えれば、これに
合わない服装は好ましくない。」と記載されています。

　したがって明らかに、さわやかなノーネクタイで行った方が施策に敏感で評価は高い
ということになるようです。
現実はいかがですか？

　まあ官－民の場合は上記のような文書があるわけでやりやすいですが、民－民の
場合はどうでしょうか。ともすれば「失礼なやつだ」とか言い出す顧客側の上司がいて
「一応どちらでも対応ができるように・・・」と双方の準備をして荷物が多くなっている
営業マンは山ほどいるのではないでしょうか。

　みなさんもネクタイをして汗をかいて入ってくる方がいたら、かるーく「クールビズで
いきましょうよ！」と声をかけてみたらいかがでしょうか。

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