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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成18年11月16日号
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11月11日地質学を学んだ技術者にとって衝撃的なニュースが駆けめぐりました。
過去の地質年代の区分として使われているジュラ紀などの「紀」が国際学会で再編され、
白亜紀に続く「第三紀」と「第四紀」が消えてしまうかもしれないというのです。
きっかけは、世界の地学系学会を傘下に持つ最大組織「国際地質科学連合(IUGS)」
の専門委員会が年代区分についてまとめた2004年版の報告書です。
この中で、ジュラ紀や白亜紀に続く紀として、第三紀と第四紀の代わりに、第三紀の
中ごろにあたる約2300万年前で二分した「パレオジーン」「ネオジーン」という紀が
示されました。
2300万年前は、もともと、第三紀を新旧に分ける場合の境界でした。しかし新区分を
提案した米パーデュー大のジェームズ・オッグ教授は「最近の海底掘削や極地の氷柱
などの分析結果は、2300万年前こそ大きな時代の節目であることを示している」と主張。
より古い時代の地層が多い欧米では、第三紀後半と第四紀をひとくくりにしても影響が
大きくないと考えられているようです。
一方日本列島は、この時代の地層が国土の大半を占めるため、欧米に比べ変更の影響
が大きいと考えられます。教科書や公的機関の文書の書き換えはもちろん、活断層の
定義など地震防災にも余波が及びそうで、冥王(めいおう)星の惑星降格騒動に続く
新たな“定義”問題が出てきたのです。
果たしてこの報告書通りに年代区分が変更されるのでしょうか。また変更されたとして
日本がそれを取り入れるのでしょうか。
この世界の一般常識としてこの話題に是非一度目を通したらいかがでしょうか。
いさぼう通達・業界ニュース「冥王星に続き、地質年代も“定義”変わる?」
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■【企画書・提案書を書くヒント】 − Story19. 「講義内容企画」
突然、大学で講義を持つことになってしまい、テーマは「非営利活動」。
ネタ探しはここだけではなかったのでした・・・
⇒企画書・提案書を書くヒント
■【コミュニケーション(顧客,打合)】 − 第4話 「やってはいけないコミュニケーション」
顧客に対してのダメなセールストークや、上司部下の関係でやってはいけないコミュニケーション例のご紹介。
⇒コミュニケーション(顧客,打合)
■【知取気亭主人の四方山話】 − 第177話 「家宝の発見」
⇒知取気亭主人の四方山話
一月ほど前、ひょんな事から家の模様替えをしようと思い立ち、以来時間を見つけては家
の中の整理を始めている。整理し始めたのはいいのだが、なかなかイメージどおりの部屋に
なってくれない。家族の殆どが「捨てられない症候群」に長いこと冒されているせいか、一目
見て『これは要らないだろう』というものから『これ何でこんな所にあるの』といった類のものま
で、『良くもまあこれだけゴタゴタとあるな』とウンザリするほどのモノが次から次へと出てくる
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