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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成21年01月15日号
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★【吉田博の落石研究室】『諸外国における落石事情・アメリカ編』★
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いさぼうネット上で吉田先生が執筆されている「吉田博の落石研究室」は、
第1回 強度と吸収エネルギー [2008.10.01]
第2回 斜面上の岩塊調査 [2008.12.18]
と公開してきて大好評を得ています。
その吉田先生が、新年に際し、【特別号】『諸外国における落石事情
アメリカ編』を執筆してくれました。
この特別号の目次は、
1.まえがき
2.アメリカにおける落石事情
3.アメリカにおける落石対策一般
4.落石防護柵
5.その他の予防工および防護工
6.あとがき
まえがきとあとがきを一部紹介すると、
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わが国の雪崩対策技術は、スイスの技術を参考にした部分が多く、ほぼ確立
された技術ということができる。しかし、落石対策技術に関しては諸外国と
の交流がほとんど行われず、わが国独自で発展してきたといえる。
しかし、国外における落石対策についてはほとんど知られていなかった。
予てより、アメリカでの落石対策技術の視察を望んでいたが、1997年から6
回にわたり調査を行うことができた。
本報告書は、アメリカ合衆国コロラド州、ワシントン州、カリフォルニア州
およびオレゴン州で行った調査結果の概要を述べたものである。
コロラド州は、アメリカで最も多くの落石問題を有している州で・・・
・・・
本報告書では、アメリカ合衆国コロラド州、ワシントン州およびオレゴン州
で行った落石調査結果の概要を述べた。本報告書より、アメリカにはわが国
のような落石覆工は完無である。その最大の理由は、落石覆工の建設コスト
が巨額であることによっている。
アメリカでの毎年の落石による犠牲者数は、日本での犠牲者数より多いが、
落石事故は交通事故と同様に取り扱われており、道路管理者の管理瑕疵が
ほとんど問われないこと、落石対策のみに巨額の費用を投入できないという
国状がある。
したがって、例えばコロラド式落石防護柵やマリンネット(リング状ネット)
防護柵のように、必ずしもすべての落石を停止させるのが目的ではなく、
減勢が目的の防護施設が多くみられるのも、アメリカにおける防護対策の
特徴の一つである。
アメリカおよびヨーロッパの落石対策技術の導入に当たっては、この点に十
分な配慮が必要であろう。
本調査は、10年以上も前に行った結果を基に記述されているので、その後の
対策工の進展については不明であるが、本報告書が、日頃落石対策に携わっ
ておられます方々の参考になれば幸いです。
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とても貴重な資料です。是非、皆様の参考としてください。
▽いさぼうネット 「吉田博の落石研究室」
http://isabou.net/knowhow/rakuseki-colum/index.asp
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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ここでは、今週の更新ページ(工法関連以外)をお知らせします。
■【使える工法比較表】
http://isabou.net/KnowHow/compare/index.asp
『アンカー反力体の比較表』に、「SEEE-KIT受圧板」(株式会社エスイー)
を追加しました。
■【講習会情報】
『斜面防災とグラウンドアンカーに関する技術講習会』
[開催日]:平成21年2月19日(木)
[開催地]:仙台
[参加費]:無料
[主 催]:フロテックアンカー技術研究会
※この講習会の「特別講演」は、社団法人日本地すべり学会認定の
CPD対象プログラムです。
詳細・お申し込みはこちら 「講習会情報」
http://isabou.net/event/index.asp
■【知取気亭主人の四方山話】 − 第289話 『焼き餅』
http://isabou.net/refresh/yomoyama.asp
年が明け「新しい年になった」と思ったのも束の間で、アッという間に2
週間が過ぎてしまった。本当に早いものだ。この間出張などもあって既に正
月気分は殆ど残っていないものの、11日には「鏡開き」も終わり、翌12日に
は正月飾りなどを燃やす「左義長 (どんど焼き)」が行なわれ...
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