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『いさぼう技術ニュース』 http://isabou.net/ 平成22年7月29日号
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★ どうなる再生エネルギー買い取り制度 ★
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再生エネルギー買い取り制度が揺れています。
再生可能エネルギー買い取り制度とは、太陽光や風力、水力など自然界にある
再生可能エネルギーの利用を促すための政策です。これらのエネルギーで作り
出した電力を電力会社が買い取り、掛かった費用は利用者の電気料金に転嫁し
ます。再生可能エネルギーは化石燃料と違って枯渇せず、発電時に二酸化炭素
(CO2)も排出しないため、温暖化防止やエネルギー資源の節約に有効とさ
れます。政府は昨年2009年11月、家庭などの太陽光発電で生じた電力のうち、
使わなかった分を買い取る現行制度を開始し、買い取り対象の拡充を検討して
きています。
今回の”揺れ”は2010年7月23日、経済産業省が再生可能エネルギーの全量買
い取り制度案を有識者会合に正式に提示したところから始まりました。
7月23日、太陽光や風力などで発電した電気を電力会社が買い取り、費用を
電気料金に上乗せする制度を正式に提示したのですが、その時、産業界は国際
競争力の低下を招くと強く懸念したのです。
経済産業省はこの会合の3日後、7月26日に再生可能エネ全量買取へ制度の基
本的枠組み決定を発表しました。
再生可能エネルギーの全量買い取り制度の基本的枠組みを決めたのです。
太陽光発電をはじめ、実用化されているすべての再生可能エネルギーを
買い取り対象に設定。買い取り価格については、発電コストの低減を図るため、
太陽光発電では制度導入当初は高い価格を設定し、市場での普及を加速させる
考え。他の発電方式では15〜20円(1キロワット時当たり)程度で一律に
買い取る方針等を発表しました。
これに対して、特に経済界から即座な反対意見が上がりました。
日本経団連の米倉弘昌会長が「国民にも負担増になる。経団連としては反対し
ていきたい」と述べたのです。
経産省は制度の概要を決めるにあたり、産業界や国民からの意見を反映させ
たといいますが、正直産業界にとっても、国民にとっても「えっ、いきなり」
というイメージではないでしょうか。
経産省側の目線で見れば、ちゃんと発表もしてきているし、コメントの募集
もしてきているし・・・
その段階で意見を出さない方が悪い・・・ということなのでしょうが、過去が
良い悪いではなく、今出ている意見にも必然性はあるわけですから是非耳を
傾けていただきたいと思います。
何はともあれ、この電力買い取り制度は我々土木にとっても全く無関係とい
うわけでも有りません。小規模水力発電とか、風力発電装置など関係してきま
す。技術者としてその動向に注目です。詳しくは下記で。
▽いさぼう通達、業界ニュース「どうなる再生エネルギー買い取り制度」
http://isabou.net/Convenience/aviso/index.asp
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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■【経済まめ知識】
http://isabou.net/improve/knowledge/index.asp
→無配当総合福祉団体定期保険:補足
■【知取気亭主人の四方山話】−第369話 「まず自分の心の洗濯が先でしょ!」
http://isabou.net/refresh/yomoyama.asp
今年のNHK大河ドラマで放映されている坂本龍馬は、「…今一度、日本を洗濯
いたし候…」と手紙に書いたという。汚れきった世の中の垢を洗い落とし綺麗
になったところでまた出直そう、そういった事を言いたくて「洗濯」を使った
であろうことは、容易に見当がつく...
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