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『いさぼう技術ニュース』 平成23年10月13日号

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             ★ 東日本大震災の津波被災現況調査結果 ★
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 国土交通省では、東日本大震災による津波被災市街地の復興に向けて、
「東日本大震災の津波被災現況調査結果(その2)」を発表しています。

(1)津波浸水深と建物被災状況の関係
津波で浸水の見られた青森県から千葉県までの6県62市町村の約23万棟の
建物について、構造別・階数別に、浸水深と建物被災状況を分析しました。
この結果、以下の傾向が明らかになりました。

●鉄筋コンクリート造及び鉄骨造の建物は、建物が再使用困難な損壊が生じる
割合は低い。
●建物の階数別に見ると、鉄筋コンクリート造等の3階建以上の建物は、建物
高さより相当程度低い浸水深では、浸水階より上の階に人が居た場合に危険な
程の損壊が生じる割合は低い。
(例えば、浸水深3m以下では、その割合は10%を下回っている。)

(2)津波による浸水と人的被害の関係
 岩手、宮城、福島の3県37市町村について、震災により亡くなられた方の
年齢構成を把握しました。また、死亡者の詳しい住所が把握できた13市町に
ついて、死亡者の居住地とその地域の津波浸水深との関係を100mメッシュ単位
で把握しました。これらから、以下の傾向が明らかになりました。

●死亡者の年齢構成は、被災市町村全体の年齢構成に比べ65歳以上の高齢者
の割合が高く、死亡者の過半数を占める。
●浸水深が高いほど死亡率が高くなる。
●リアス部と、平野部では傾向が異なり、平均の死亡率はリアス部の方が高い
が、同一浸水深では平野部の方が死亡率が高くなる傾向がある。

(3)今後の予定
 調査結果は、現時点までに把握できた範囲のものであり、今後、引き続きデ
ータの収集・分析を進めるとともに、データの精査を行います。このため今後
数値に変更があり得ます。
 調査結果は、被災市町村において、復興計画の検討にあたり、津波浸水シミ
ュレーションや土地利用調整ガイドラインと併せ、被災リスクを評価するため
の基礎資料として活用されることが期待されます。
 今後は、現在進めている避難実態調査結果と併せた地域毎の人的被害の違い
の要因分析などを行ってまいります。調査結果は、まとまり次第、順次公表い
たします。

 全国的にも津波対策の見直しなどが進んでいると思います。見直しにかかせ
ないのが、今回の東日本大震災の津波被災現況調査結果であり、一読しておく
ことをお勧めします。

▽いさぼう通達、業界ニュース「東日本大震災の津波被災現況調査結果」
http://isabou.net/Convenience/aviso/index.asp


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■【知取気亭主人の四方山話】−第431話 「男と女、オスとメス」
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 既に何回もこの四方山に登場させているので、愛読していただいている皆さ
んには“耳にタコ”どころか、目にはイカが出来てしまったかも知れないが、
孫娘が9月で1歳となった...
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