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『いさぼう技術ニュース』 平成24年1月19日号
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★ XバンドMPレーダ雨量データ提供社会実験における協力事業者の募集 ★
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国土交通省水管理・国土保全局では、今後のXバンドMPレーダの観測データの
利用目的や必要なデータ提供方法等について調査・分析を行い、避難行動や
防災活動等に役立てるための更なる活用方法等を検討することを目的として、
XバンドMPレーダ雨量データを一般に提供する社会実験を行っています。
そしてデータの配信等について、社会実験に協力する事業者を募集していま
す。募集期間は平成24年1月11日(水)〜1月24日(火)17時までです。
防災のキーワードであるリアルタイムの雨量、その関連製品や、サービスの
計画・施行をしている企業は多いと思います。
その中で、XバンドMPレーダの観測データの利用は、最も注目の高い項目でも
あります。
募集要項は以下の通りです。
応募条件として、データを変換・加工しない、データ受信者から情報料を
得ないなどがあり、地方自治体などにあっているのかなと思われます。
関係者は応募の検討をされてはいかがでしょうか。
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1.協力事業者に協力をお願いする内容
(1)レーダ雨量データの配信を希望する者(以下「配信希望者」)を水管理・
国土保全局と共同で募集すること、及び、配信希望者の中から選定した
「データ受信者」に対してデータ配信を行うこと。
(2)水管理・国土保全局が行う、データ受信者の属性、データの活用方法、
データ配信方法への希望等に関する調査や、防災情報である雨量データの
利活用における正確性や適切性の確保に関する調査・検討への協力
2.協力事業者が行うデータ配信の方法等について
(1)データ配信期間:平成25年3月31日迄
(開始日は、遅くとも平成24年5月1日までとし、水管理・国土保全局担当
者と協力事業者で協議のうえ決定します。)
(2)データの種類及びデータ量
データは、XバンドMPレーダ雨量・4分の1倍三次メッシュデータ
(約250m×250m)とします。
(3)データ配信方式
専用線による方式又はインターネットによる方式、もしくはその両方の方
式とします。いずれの場合でも、合成地域単位での配信とします。
(4)データ配信対象
水管理・国土保全局担当者と協議したうえで、配信希望者を募集し、協力
事業者の配信能力の範囲内で、データ受信者を選定します。
3.水管理・国土保全局が提供する環境
(1)水管理・国土保全局は、横浜市にあるデータセンターのサーバから分岐し
て、協力事業者に対してデータを無償で提供します。
(2)協力事業者は、データを取得するための回線、設備の準備及び保守を実施
してください。
(3)水管理・国土保全局が提供するデータは、合成地域を単位として1分周期、
圧縮状態(gzip)です。
4.応募条件について
協力事業者として応募する者の条件は以下のとおりです。
(1)応募は単一の事業者によること(複数の事業者による共同参加は不可)。
(2)過去5年以内に、データを配信するシステムの構築、又は自らが有するサ
ーバ等よりデータの配信を行った実績を有すること。
(3)水管理・国土保全局が提供するデータを変換・加工しないこと。
(4)水管理・国土保全局が提供するデータを、水管理・国土保全局の承諾なく、
データ受信者への配信以外の用途に用いないこと。
(5)水管理・国土保全局が提供するデータについて、データ受信者から情報料
を得ないこと。
(6)データ配信全期間において、データ受信者にデータ配信を行うこと(ただ
し、事前に水管理・国土保全局担当者と協議したうえで、システム点検等
により配信を短時間中断することは差し支えない)。そのため、配信シス
テムの監視や障害対応を24時間行うなど安定的なデータ配信体制を整備す
ること。
(7)データ配信にあたっては、下記の条件を満たすこと
・合成地域単位での配信が可能であること。
・専用線による方式又はインターネットによる方式、もしくは両方の方式を有
すること。
・専用線による方式については、全合成地域(11地域)の合成雨量データを
一括して1分毎に提供できる能力を有すること。また、10者以上の受信希
望者にデータ配信が可能であること。
・インターネットによる方式については、最大5合成地域をまとめて5分毎に
提供できる能力を有すること。また、40者以上の受信希望者にデータ配信
が可能であること。
・水管理・国土保全局データ提供を受ける回線は、安全性が確保され、必要な
帯域が確保されたものを使用すること。
(8)協力事業者は、協力事業者の配信システムへのアクセスログや負荷の状況
等、今後の配信システム構築の参考となる調査に協力すること。
(9)協力事業者は、水管理・国土保全局が行う、データ受信者の属性、データ
の利用方法、データ配信方式への希望等の調査や、防災情報である雨量デ
ータの利活用における正確性や適切性の確保に関する調査・検討に協力す
ること。
(10)協力事業者として選定されたときは、速やかに水管理・国土保全局長と協
定書を締結し、協力して社会実験を実施すること。
(11)その他、実施にあたっては、必要に応じて水管理・国土保全局担当者と協
議すること。
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▽いさぼう通達、業界ニュース
「XバンドMPレーダ雨量データ提供社会実験における協力事業者の募集」
http://isabou.net/Convenience/aviso/index.asp
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☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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■【CAD図面ダウンロード】
http://isabou.net/KnowHow/CAD/index.asp
「PCW工法」を掲載しました。
■【経済まめ知識】
http://isabou.net/improve/knowledge/index.asp
「日本企業が取り組むBCP・BCMの重大な欠落点」ほか掲載しました。
■【知取気亭主人の四方山話】−第445話「蝶が消える日」
http://isabou.net/refresh/yomoyama.asp
佐渡トキ保護センターで飼育・放鳥されているトキに、災難が続いている。
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