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 『いさぼう技術ニュース』 平成24年10月18日号
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                     ★ 液状化対策の関連情報 ★
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 今回は液状化対策の関連情報です。
先ず東日本大震災で液状化の被害が出た千葉市美浜区で、液状化対策のための
地質調査が9月下旬から始まりました。何故これほど遅くなったのか?
それには災害復旧工事という特殊性があったのです。

 災害復旧工事は「原状復帰」が原則で、多額の費用がかかる地盤強化は予算
措置の対象にならないネックがありました。今回、国が液状化対策の支援制度
を創設したのは昨年秋で、千葉市でもそれから対策が具体化し始めたのです。

 それで地質を調べるボーリング調査が始まったわけですが、調査は被害が
激しかった磯辺地区の「磯辺六十三自治会」がモデル地区となり、9月21日
から始まりました。また他の地域でも順次行われ、調査費だけで1億6千万円
(国の復興交付金)が見込まれています。11月下旬までに結果を解析すること
にしています。地盤強化のため浸透性の高い薬液を注入する「薬液注入工法」、
「連壁囲み型」など三つの工法が有力案に挙がっています。

 ただ工事には課題があります。国の支援制度でも、公共部分の道路は国が
補助しますが、私有財産の宅地は所有者が負担しなければならないのです。
この住民負担がいくらになるのか、市の補助はあるのか、などが現時点では
不明です、国の支援制度の対象になるには、地域は3千平方メートル以上で、
家屋10戸以上、さらに3分の2の地権者の同意も必要です。

 次に情報は防災科学技術研究所からです。
日本の人口の3割にあたる約3800万人が、地震で揺れやすい軟弱な地盤の上に
住んでいることが分かりました。軟弱な地盤は首都圏や大阪圏を中心に都市部
で広がっており、巨大地震に見舞われると甚大な被害が生じる可能性がある
ことを、防災科学技術研究所が11月、東京で開かれる日本地震工学会で発表
します・・・

つづきは下記ページで

▽いさぼう通達、業界ニュース「液状化対策の関連情報」
http://isabou.net/Convenience/aviso/index.asp


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  ☆ いさぼう今週の更新ページ ☆
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■【知取気亭主人の四方山話】−第483話「身に覚え有りませんか?」

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思うが、念の為におさらいをすると、こういうことだ。風が吹くと、砂埃が
舞い上がって目に入り、目がつぶれる人が大勢出る。すると...
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