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『いさぼう技術ニュース』 平成26年4月10日号
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★ 「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(ガイドライン)の改定 ★
河川災害での工法選定のベースを徹底
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平成26年4月4日、国土交通省 水管理・国土保全局防災課から
「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(ガイドライン)の改定について発表
されています。
本ガイドラインは、過去以下のように改定されてきています。
●平成 9年:「河川法」において河川環境の整備と保全を目的化
●平成10年:河川環境の保全に配慮した災害復旧を行うため、
「美しい山河を守る災害復旧基本方針」【ガイドライン】を策定
●平成18年:中小河川の原形復旧を対象に、本基本方針を使い易い構成に改定
●平成22年:中小河川を対象に、多自然川づくりの基本的な留意事項や設計
方法を示した「中小河川に関する河道計画の技術基準」が改訂
●平成23年:同技術基準の解説書である「多自然川づくりポイントブックV」
を作成
これまでも、災害復旧には多自然川づくりを目指すことは既知でありながら、
現場ではどうしても機能重視の設計となってきていたと思います。
このため現行では、被災を受けた自然護岸などの実に約7割がコンクリート
ブロック護岸で復旧されています。
そして結果的に、必ずしも河川が本来有している環境や景観に着目した復旧
となっていない現実となっているのです。
今回の改定は、災害復旧事業における多自然川づくりの徹底を強く目指す
ものと解釈されます。
技術者としては河川災害復旧のベースとしての位置付けとしなければなら
ないと思います。
今回の改定のポイントは以下の通りです。
●多自然川づくりに関する最新の知見【留意事項】を反映
【留意事項例】
(1)水際部への配慮
(2)重要な環境要素への配慮
(3)護岸における景観への配慮
(4)環境上重要な区間・箇所では特別に配慮
配慮すべき留意事項例としては、以下のようなことが挙げられます。
(1)災害復旧においても、水際部への配慮を徹底
(2)河畔樹木や淵等の重要な環境要素がある場合には、保全を原則
(3)コンクリート系の護岸を用いる際の景観への配慮を徹底
(4)環境上重要な区間や箇所については特別の配慮
国土交通省では、本改定内容を現場へ反映すべく、実行可能な体制を構築
するため、各種会議や講習会にて周知していく予定のようです。
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