正月休みとその明けの3連休も終わり、いよいよ今週から業務モード全開になる方も
多いかと思います。
年末年始には2004年に発生した災害の特集や、新たに発生したインド洋の大津波に
ついての多くの報道など、全国民がこれほど防災に関心を抱いている時期は今までなかった
のではないでしょうか。災害の復旧や未然防止に対して各防災技術者がきちちんと対応し、
評価を受けるべき時期です。
山を抑える一般的な工法として擁壁工があります。従来の安定計算は、擁壁の完成形
のみで考え、仮設掘削時は「現場で注意して施工しろ」というのが一つの流れでした。
しかし近年は労働安全の立場から仮設掘削時にも安全性が確保できる工法が必需と
なっています。したがって一度掘削してから立ち上げる擁壁工は、切土斜面においては
採用しにくくなってきている面もあるかと思います。
そんな中で擁壁であってかつ安全施工のできる工法が注目されています。
今回は安全な逆巻き施工による急勾配斜面安定工法「PAN WALL工法」を紹介します。
道路、急傾斜に使用できます。是非ご確認の上、資料請求し、工法選定の
引き出しに加えたらいかがでしょうか。
PAN(Panel And Nail)
WALL工法は、急勾配斜面安定工法、切土補強土工法の理論に
基づく工法です。
補強土工法の表面保護として、プレキャストコンクリート板を使用して、急勾配(1分〜5分)化
により自然法面を可能な限り残し、逆巻き工法を基本とした安全性の高い工法です。
【逆巻き工法とは】
切土法面を施工する際、高さ1.2mごとの補強土壁を一段ごと仕上げ、上から下へ順次施工を
行っていく安全な工法です。ですから、逆巻き施工により施工中の土砂崩壊事故防止と
支障物保護が可能なのです。
特徴
・
急勾配(1分〜5分)化による長大のり面の低減と支障物件の保護。
・
表面保護工のプレキャスト化による、品質の向上と、工期短縮と省力化。
・
構造物を上から下へ仕上げる逆巻き施工を基本として、施工中の崩壊事故防止。
・ 意匠デザインの多様化による景観対応。
▽資料請求、工法詳細はこちら 「PAN
WALL工法」(PAN WALL工法協会)
http://isabou.net/index.asp?jump=/sponsor/pan-wall/index.asp
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