平成17年12月06日
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★自然植生あるいは緑化工と実に相性のいいのり面補強工「プレストネット工法」★
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気象庁からこの冬の予想される(12月から2月の)天候が発表されています。
日本海側の地方では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、北日本太平洋側では
平年と同様に晴れの日が多く、東日本太平洋側、西日本太平洋側では曇りや雨または
雪の日が多いようです。
またこの期間の平均気温は、北日本では平年並、東日本、西日本では平年並か高く、
降水量は北日本、東日本日本海側では平年並で、東日本太平洋側、西日本では平年
並か多いようです。日本海側の降雪量は北日本では平年並で、東日本、西日本では
平年並か少ないようです。
今からのり面工などが発註されると、特に緑化工などの施工に対して天候はとても気
になるところです。
ところでのり面工で、自然植生あるいは緑化工と実に相性のいいのり面補強工を御存知
ですか?今回はそんな特徴を持つプレストネット工法をご紹介します。
本工法は地山に補強材(ロックボルト)を打設することにより補強効果を与える工法ですが、
支圧板、連結用鋼棒より構成されており、ここに大きな特徴があります。
先行して一定の緊張力をロックボルトに与えておくと同時に、ロックボルト頭部に設置した
鋼棒及びウイング鋼材にあらかじめ緊張力や支圧力を与えておくことで、土圧の拘束力を
高め、崩壊に対する先行抵抗力を初期状態から保持させ崩壊を未然に防ぐのです。
タイプによっては立木を残して自由に配置を計画でき、緑化工事によって完全な自然回復
を実現可能な工法です。
特徴は以下の通りです。
・補強法により4タイプあります。
・部材は100%工場制作です。
・逆巻き施工が容易に出来ます。
・部材が最大10kg程度と軽く、人力作業で簡単に組立が可能です。
・部材が軽く耐震性に優れています。
・工期の短縮が可能です。
・部材が鋼製のため、法面の計測が容易に出来ます。
・緑化により部材を完全に隠すことが可能です。
法面緑化を主体とする補強工や仮設工として構造物の床掘掘削にも最適な工法です。
のり面技術者としては是非知っておきたい工法です。是非この期に一度ページに
アクセスしていただき、必要な資料などを揃えていただくことをお勧めします。
▽詳しくはこちら 「プレストネット工法協会」さんのページ
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