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『いさぼう工法ニュース』 令和2年12月15日号
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★ 国内産在来種による低コストな自然回復緑化を実現した ★
『 斜面樹林化工法エコストライプ仕様 』
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斜面樹林化工法は、「2層吹付システム」(NETIS:QS-980148-VE(登録掲載
期間終了))、「エコストライプ工法」(NETIS:QS-150044-VR)、「早期発芽
力検定法」(NETIS:KT-060003-V H25〜活用促進技術(登録掲載期間終了))
などの技術を用いて国内産在来種播種工による自然回復緑化をはかり、併せて
実生木の発達した根系による“活きた補強土”を法面に形成させて斜面防災機
能を高める法面緑化工法です。
「斜面樹林化工法エコストライプ仕様」は、国内産在来種播種工と自然侵入
促進工を組み合わせて法面に帯状の生育基盤を吹き付ける緑化技術で、生育
基盤を吹き付けた緑化領域に木本植物群落を形成して確実な法面保護をはか
ると同時に、意図的に吹付けしない自然侵入領域には施工後初期段階から周辺
から飛来する種子を定着させて自然回復を促進します。
従来の自然侵入促進工は、施工後に何が生えてくるのか予測できない自然ま
かせの緑化工法であるため、植物が順調に侵入しないと法面が容易に侵食され、
法面保護工として最も重要な防災機能が発揮されないリスクがありました。
これに対して「斜面樹林化工法エコストライプ仕様」は、初期緑化目標を明
確に定めた施工ができるので、法面に根系が発達する在来木本植物群落をしっ
かり形成して“活きた補強土”をつくると同時に、施工後初期段階から周辺
植生の自然侵入を促して自然回復を図る画期的な緑化技術です。
紹介ページでは、斜面樹林化工法エコストライプ仕様の植生推移のほか、
種子を表層2cmのみに配合する「斜面樹林化工法2層吹付システム」、木本種子
の発芽率を1週間程度で検査できる「早期発芽力検定法」、そして現地採取
された種子を施工時期まで貯蔵して緑化工事で使用する地域性種苗利用工の
適用を可能とする種子貯蔵出荷施設「RSセンター」などをご覧いただくことが
できます。
生物多様性に配慮した国内産在来種による法面緑化の設計に是非お役立て
ください。
▽詳細・資料請求はこちら
『斜面樹林化工法』(斜面樹林化技術協会)
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