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道路の変位と川のコンクリートの亀裂も直線上にあるのではなく、少しずれています。
濁川の右岸側を隈無く探して延長部を探しましたが、はっきりしたものは確認できませんでした。
ただし、林道沿いに断層に平行する方向に段差亀裂が確認されました。しかし、林道の切り盛り境でもあるので、断層による変位かどうかはよく分かりませんでした。
引き返して安代原に行きました。
浅生田と安代原は地すべり調査を1年だけ担当したところなので、久しぶりに訪ねることになりました。
浅生田と大町の間には道路にすべりに伴う変状がたくさんありましたが、道路を横断する断層に沿ったものは見つかりませんでした。
安代原に入ると、少し様子が違っていました。すべりに伴う変位ではなく、圧縮に伴うアスファルトの盛り上がりがあちこちにありました。
よく見ると、よく分からなくなると言う不規則で不連続な変位でした。
地震による変位を上回る地すべり土塊の変位が本当の変位を隠してしまったように見えます。
地すべりの変位は頭部に集中しており、沢の末端部までは及んでいない感じでした。
これから梅雨にかけて次第に移動範囲が広がっていく可能性があります。頭部にあれだけ亀裂が入っていますから地表水が地下へ浸透する形となります。
安代原地すべり地全体の中を活断層が通り、揺さぶられたすべり土塊があちこちでぶつかり合い舗装の盛り上がりとなったように思えました。
安代原の対岸西側の林道を走りましたが、林道を切る変位はありませんでした。崩壊地が林道を塞いでいたため、それより奥 北側には行けませんでした。
門前町和田に抜ける新しい林道沿いにたぶん断層に伴うと思われる変状がありました。
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