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右城猛の落石対策設計演習

落石対策設計演習は、ワイヤロープ掛工、コンクリート根固工、覆式落石防護網工、ポケット式落石防護網工、落石防護擁壁の5種類を対象にしています。いずれも施工実績の多い工法ですが、実務で用いられている現行の設計には理論的に問題があると思われる箇所が少なからずあります。
 ここで紹介する設計法は、著者の独断によるものです。現行の設計法とは異なる点が多々あります。このため、著者の考え方、現行の設計法との相違点、使用した理論式の成立過程、それらを理解するのに必要な予備知識をできるだけ詳しく平易に説明すると共に、具体的な数値計算例を示しました。 この設計演習が、「いさぼうネット」の愛読者の皆様のお役に立てば幸いです。

右城 猛(うしろたけし):
2007年、椛謌黹Rンサルタンツ代表取締役社長に就任現在に至る。高知県技術士会代表幹事、高知県橋梁会会長、岐阜大学社会資本アセットマネジメント技術研究センター非常勤講師 、グランシップ安全対策検討会委員、(社)高知県測量設計業協会理事・技術委員長、(社)日本技術士会四国支部副支部長を務める。

技術資格
○博士(工学)
○技術士
(建設/総合技術監理)
 ・鋼構造及びコンクリート
 ・土質及び基礎
○一級土木施工管理技士
>>右城氏詳細はこちら

新刊紹介

「土木技術に魅せられて 
 若い技術者に伝えたいこと」
・著者:右城 猛
・出版:理工図書
・発売日:2013/11
・定価:1,800円(税抜)
・単行本:195ページ
・ISBN:
9784844608134

2010年8月2日  右城 猛

新着問題

[2010.11.25]

5.落石防護擁壁

【演習5.1】
高さ3m,奥行き1mのコンクリート擁壁に重さ1tの鉄塊を v1 =4m/sの速度で図5.1に示すように衝突させた。
 反発係数は e =0.2(はね返り速度 v2 =0.8m/s),鉄塊が擁壁に...→詳細はこちら


問題一覧

4. 落石防護ネットの設計  [2010.11.18]

【演習4.6】 ポケット式落石防護網の設計では,金網の変形による可能吸収エネルギーを次式で求めている。この式はどのように導かれるのかを示せ。
 
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4. 落石防護ネットの設計  [2010.11.11]

【演習4.5】 落石対策便覧では,ポケット式落石防護網の可能吸収エネルギー ET を式(4.24)で算定するものとしている。この式について考察せよ。
 
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4. 落石防護ネットの設計  [2010.11.04]

【演習4.4】 ポケット式落石防護網の設計では,落石が衝突した際のエネルギーロス EL を式(4.18)で算定している。この式を誘導せよ。ただし...
 
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4. 落石防護ネットの設計  [2010.10.28]

【演習4.3】 図4.5に示すポケット式落石防護網に持ち込まれる落石の運動エネルギーと,落石防護網の可能吸収エネルギーを計算せよ。
 
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4. 落石防護ネットの設計  [2010.10.21]

【演習4.2】 横ロープの張力 TA が式(4.1)となることを証明せよ。ただし,縦ロープの間隔をL,横ロープに作用する分布荷重を w ,横ロープの垂下量(サグ)を f とする。...
 
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4. 落石防護ネットの設計  [2010.10.14]

【演習4.1】 図4.1に示す傾斜角60°の斜面に覆式落石防護ネットを設置する計画である。設計条件は下記の通りである。覆式落石防護ネットの安全性を検証せよ。
 
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3. コンクリート根固め工の設計  [2010.10.07]

【演習3.1】 図3.1に示すようにコンクリート根固工で斜面の転石を安定化させる計画である。転石の体積 Vs = 200m3,単位体積重量はγs = 26kN/m3 である。根固工の奥行きは5m,コンクリートの単位体積重量はγc = 23kN/m3 である。地震時における転倒と滑動の安定性を検証せよ。ただし,設計水平震度 kH = 0.12,根固工と地盤の摩擦係数はμ = 0.6 とする。 →詳細はこちら

 

2. ワイヤロープ掛け工の設計 [2010.09.30]

【演習2.5】 演習 2.4 で示したワイヤロープは,ロックボルトで地山に固定する計画である。 地山を削孔径D = 90mm,削孔長L = 1.0m で削孔し,そこにテンドンとして直径d = 25mm の異形棒鋼(SD295A)を埋め込み,設計基準強度σck=24N/mm2 のモルタルを注入して固定する。異形棒鋼の許容引張応力度は常時σsa=160N/mm2,地震時σsa=270N/mm2,モルタルとテンドンの許容付着応力度はτca=1.6N/mm2,ロックボルトと風化岩の極限周面摩擦抵抗はτp= 0.6N/mm2 である。ロックボルトの安定性を検証せよ。→詳細はこちら

2. ワイヤロープ掛け工の設計 [2010.09.16]

【演習2.4】 演習2.1 の問題の続きである。ワイヤロープ(3×7 G/O φ18)をn = 18本使用するとワイヤロープは安全であるかどうかを検証せよ。ただし,ワイヤロープの破断荷重はTR=157kN とする。 →詳細はこちら

 

2. ワイヤロープ掛け工の設計 [2010.09.09]

【演習2.3】 落石対策便覧(2000年)の中で紹介されている「ワイヤロープ掛工」の設計例では,式(2.9)で求められる抑止力P と地震時の慣性力 H = kHW のいずれか大きい方を設計荷重Pd とするものとしている。この考えが間違っていることを説明せよ。→詳細はこちら  

2. ワイヤロープ掛け工の設計 [2010.09.02]

【演習2.2】 落石対策便覧(2000年)の中で紹介されている「ワイヤロープ掛工」の設計例では,すべり力Tと抑止力Pを次式で算定している。これらの式を誘導せよ。ただし.... →詳細はこちら

 

2. ワイヤロープ掛け工の設計 [2010.08.26]

【演習2.1】 演習1.3 で示した岩塊にワイヤロープを図2.1 のように掛けて,常時安全率Fs=1.2,地震時安全率Fs=1.05 を確保する計画である。その場合の抑止力を求めよ。ただし...→詳細はこちら

 

1. 斜面上のブロックの安定問題 [2010.08.19]

【演習1.3】 岩盤でできた崖部に鉛直の開口亀裂が発生している。現在は安定しているが,地震時には図1.10 に示すように亀裂の下端から傾斜角 θ = 45゜の破断面が形成されて滑落することが...→詳細はこちら

 

1. 斜面上のブロックの安定問題 [2010.08.12]

【演習1.2】 演習1.1で示した地震時のブロックの上面を図1.8に示すようにP の力で押すときの「すべり安全率」を求める式を誘導せよ...→詳細はこちら

 

1. 斜面上のブロックの安定問題 [2010.08.02]

【演習1.1】 図1.1 に示すように傾斜角θの斜面上に重さW のブロックが置かれている。ブロックの底面と斜面とが接触している面積をA,ブロック底面と斜面との摩擦角をφ,粘着力をc として,常時および地震時における「すべり安全率の算定式」を誘導せよ...→詳細はこちら

 

 

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