斜面樹林化工法では、現地調査を行ないそれぞれの施工地に合った種子配合を決めています(フィットタイプ)。先駆種を主体に遷移中後期種を組み合わせると効果的です。地元で採取された種子をあらかじめRSセンターにて貯蔵し、緑化工事に使用することもできます。
※上記以外の樹種についても、取扱いがありますので、お問合わせください。
※在庫に限りがあるため、品切れの場合はご容赦願います。
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現場の周辺環境に応じて使用植物を選定する「フィットタイプ」が主流となっています。 また、使用頻度の高い木本類を用いて施工地の温量指数と立地条件などをもとに設計したレミディシーズ(標準タイプ)を用意しており、この中から施工地に適したものを選定することもできます。
播種工による自然回復緑化において,施工時期は目標とする植物群落形成の成否を左右する重要な要素です。施工は植物の発芽・生育に適した時期に行います。

「技術資料(第8版)」参照
施工後一定期間が経過した後、緑化目標達成の可否に重点をおいた生育判定を行ないます。発芽・生育の早い草本植物による緑化では、2〜3ヶ月で全面的な植生被覆となりましたが、このような状態では木本植物の成立は望めません。草本植物による被圧を防いで、木本植物を良好に生育させるためには、逆に植被率を低く保つことが重要です。このことを考慮した生育判定の目安を下表に示します。
| 施工地域 | 施工時期 | 生育判定の目安 |
| 北海道〜東北 | 3〜6月 | 10〜11月 |
| 7月 | 翌年の5月 | |
| 10(下旬)月〜12(上旬)月 | 翌年の8月 | |
| 関東以西 | 1〜2月 | 7〜9月 |
| 3〜6月 | 10〜12月 | |
| 11〜12月 | 翌年の7月 | |
| 九州〜沖縄 | 1〜6月 | 7〜12月 |
| 10〜12月 | 翌年の7月 |
「技術資料(第8版)」参照
| 植物区分/項目 | 成立本数 |
| 主構成種 | 3本/m2以上 |
| 補全種 (草本類)注) |
5本/m2以上 (5〜100本/m2) |
「技術資料(第8版)」参照
注) 草本類を使用した場合
|
文献名 |
|---|
| 国内産自生種種子の有効利用とコストダウンを図る厚層基材吹付工2層吹付システム 日本緑化工学会誌 29 (3) : 438-445,2004 |
| 切土法面における厚層基材吹付工(斜面樹林化工法)による木本植物群落の造成事例 日本緑化工学会誌 29 (4) : 482-494,2004 |
| 木本植物種子の早期発芽力検定法 日本緑化工学会誌 30 (1) : 261-264,2004 |
| 厚層基材吹付工2層吹付システムによる樹林化事例 日本緑化工学会誌 30 (1) : 281-284,2004 |
| 寒冷地におけるコナラーミズナラ群落の形成を目標とする播種工による自然回復緑化事例 日本緑化工学会誌 30 (2) : 377-382,2004 |
| ラス張工を省略した厚層基材吹付工によるぼた山の樹林化事例 日本緑化工学会誌 32 (1) : 207-210,2006 |
| 早期発芽力検定法の後熟型木本休眠種子への適用 日本緑化工学会誌 32 (1) : 187-190,2006 |
| 寒冷地における自生種を用いた切土法面の自然回復緑化事例 第26回道路緑化技術発表会要旨論文集 10-11,道路緑化保全協会,2006 |
| 生物多様性緑化ハンドブック−豊かな環境と生態系を保全・創出するための計画と技術− 地人書館 pp.155-170,2006 |
| 早期発芽力検定法の胚休眠型木本休眠種子への適用 日本緑化工学会誌 33 (1) : 239-242,2007 |
| 自生種木本種子の中長期貯蔵技術と早期発芽力検定法 日本緑化工学会誌34(4) : 593-596,2009 |
| 常緑広葉樹群落の形成を緑化目標に設定した播種工による自然回復緑化 日本緑化工学会誌38(3):361-366,2013 |
| 生物多様性に配慮した在来種による法面緑化 −“真の在来種”を用いる自然回復緑化の実践に向けた取り組み− 建設機械49(9):30-35,2013 |
| 播種工と自然侵入促進工を組み合わせた非面的吹付緑化工 −生物多様性に配慮したエコストライプ工法− 建設機械52(12):53-59,2016 |
| 高標高風衝荒廃地における非面的吹付緑化工の効果 日本緑化工学会誌43(1):187-190,2017 |
| 上信越自動車道における切土法面修景計画検討モデル施工の22年間の植生推移 日本緑化工学会誌43(2):375-381,2017 |
| 切土法面における木本植物による非面的吹付緑化工の効果 日本緑化工学会誌46(2):243-249,2020 |
| 貯蔵条件の違いによるイロハモミジとクリーピングレッドフェスク種子の含水率と発芽率推移の比較 日本緑化工学会誌48(1):172-175,2022 |
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