|
いさぼうコラム
|
|
2023年に飼いだした鶏は我が家に来てから3か月後、生まれて約半年後の八月末から卵を産みだしました。雌が3羽ですから毎日3個ずつ産むはずが半月くらいの間は2個しか産みません。どの鶏が生まないのかと観察したのですがわかりません。ところがある日、一羽の鶏が隣の小屋の隙間に入ったので覗くと、そこに10個以上の卵が有りました。産まないと心配していた鶏はそこで毎日産んでいたようです。
鶏の卵はポロッとおしりから産まれるのかと思っていました。外に出しているときに薪小屋で座り込んで20分くらい動かず、どうかしたのかと思ってみていると、立ち上がったところに卵があって「え〜」と驚きました。鶏さんの卵は簡単には産まれません。頑張って産んでいるようです。
小屋では一羽ずつが巣箱に入り卵を産みますが、二羽が同時に同じ巣箱に居る時もあります。巣箱はもみ殻を敷いて、入り口にはタオルを垂らして、少し暗くして3か所設置してあるのですが不思議と入り口から一番奥の巣箱で産み、時々ですがその手前の巣箱に産みます。混んでいたのか、すぐ産みたかったのかはわかりません。
卵を産んでいる鶏が巣箱にいるときは他の鶏は案外静かです。これも不思議ですが順番を待ちなのかはわかりません。生んだばかりの卵は暖かいです。
私は飼うまで知りませんでしたが、コケコッコーと鳴くのは雄の鶏で雌はグーとかギャーと案外うるさく鳴きます。(小屋の中から餌を要求しているのかも?)でも、雄は最初からコケコッコーとはうまく鳴けないので、コッコケ、コケと中途半端な鳴き声を繰り返し、段々一人前に鳴くようになるみたいです。
秋になると問題が発生しました。
雄が餌を食べなくなり、動きが鈍く、水だけを飲みだしました。段々弱って小屋の外にも出なくなり、死んでしまいました。2週間後には雌の一羽も同じ症状が出て死にました。鳥インフルエンザか何か感染症かと思い、消石灰水を小屋に散布して消毒しましたが残りの二羽はその後も元気でした。しかし、10月の下旬に戸を開けたとき逃げた一羽が捕まらず何か獣に襲われたのか帰ってきませんでした。2023年の春に来たホワイトレグホンの四羽は一羽で越冬することになりました。
12月は40〜50cmの雪が降り、家の周りも屋根からの雪が積もり90cm近くになりました。鶏は雪の上は冷たいのか歩きません。
|
|
|
鶏小屋の積雪1〜1.2m
|
1羽では寂しいか?
|
2024年になっても雪は少なく、鶏小屋までの道の除雪は苦労しないで済みましたが、一羽では寂しいし、卵も少ないので農協から11月に注文書が届いたので追加注文しました。ホワイトレグホン(白)ばかりだと華やかさがないのでボリスブラウン(茶)を二羽、名古屋コーチンの雄と雌、さらに白を一羽注文し、彩りよく各種類2羽ずつにして計六羽にすることにしました。
二年目は小屋もありますので新しい鶏が来るのを待ち、5月下旬に段ボールに入った中雛が届きました。2年生の1羽と新人の5羽はどういう風に生活するのかと興味津々で小屋に入れると、年長のお姉さんの白い鶏は餌を食べる新人が寄ってくると頭を突き追い払います。小屋に仕切りを設けて分けてみましたが、そのうち餌を別々にやるのが面倒になり、また一緒にしました。姉さん鶏はず〜と食べているわけでなく、隙を見て新人たちも食べていました。
毎年ニュースになる鳥インフルエンザですが鶏は生後6か月くらいから卵を産むので、鳥インフルが流行ると半年間はたまごが減少し、高くなるのが分かりました。
2年目(2024年)は我が家の鶏もにぎやかになり8月下旬ごろから卵を産み始めました。
写真のように白鶏の卵は白、茶鶏の卵は茶、さて名古屋コーチンはどんな卵かなと思っていたら桜色?の卵を産みました。殻に小さな模様が少しありますが、味は他の鶏と変わりない気がします。
どうしてかコーチンは2日に一個くらいしか産みません。雄もメスも体は大きく肉はいっぱいありそうで食肉としては優良かもしれませんが卵となるといけませんでした。
写真のたまごは白が大きいですが2年目の白の卵です。卵は最初小さく徐々に大きくなるのだそうです。スーパーなどで売っている卵のS,Lとかのサイズはこのためかと思います。
鶏の餌は配合飼料(トウモロコシを主体とした餌)を農協から買っていますが、その他に「米ぬかと菜っ葉類」が欠かせないようで、外に放すと最初に草を食べ始めます。
草は先端だけを食べますので軟らかいところが旨いのでしょう。菜っ葉をあげると茎の方は残しますが、茎も細かく切ると全部食べます。畑に来るとネギ、ニラ、レタス、サラダ菜などの先端を、それも若いうちにみな食べてしまう。
タヌキやハクビシンなどを防ぐため電気柵を畑に設置していますが、鶏はこの電線を上手く潜り抜けて上手く畑に入ります。鶏の羽は電機を通さないようです。たまにですが、潜り抜けに失敗して足とか体に電線が触れ「ギャ〜?」と鳴き叫ぶ事がありますが懲りずに入り野菜を食べます。鶏に反省は無く、忘れっぽいようです。
さらに、鶏は飽き性か習性なのか、同じところには長居しません。ここに居たのにと思うと、別のところに、そしてまた別のところに移動して餌を漁ります。とにかく、足で地面を掘りミミズや虫などを一日中漁って食べますが、地面を深くは掘ることはできません。そのために軟らかな堆肥がある果樹の下は絶好のえさ場です。
草刈り機で草を刈ると飛び出す虫を求めて寄ってきます。耕運機で畑を耕すと掘り返した土のミミズを食べに来ます。機械に異常に接近するので危なくて仕方ありません。
草刈り機や耕運機を作動させると、すぐに飛んできて小さな虫などを見逃しません。この反応と耳と目を使って驚くほど上手く餌を捕えます。
飼料の食べ方にも特徴があります。餌箱の混合飼料を食べる時はなぜか首を振り外に飛ばしながら食べます。2〜3割は外に飛ばすかもしれません。理由はわかりませんが、玄米(くず米)は地面に撒くと一粒、一粒取って食べます。今のところ、食べ物で一番好きなのは煮干しのようです。
水の飲み方も面白いです、飲むと上を向いて飲み込みます。人間がうがいするような格好で飲みます。鶏の観察は飽きません。食べることが仕事のようですが、ほかの鶏が食べている大物(大きなミミズや虫等)を奪おうとし、取られまいと逃げるのを追いかけます。
2024年は順調に育ち、獣に襲われることも無く、病気にもならず、皆、元気でしたが、2m以上の大雪の冬で小屋までの除雪に苦労し、餌が不足してしまいました。
鶏と生活をして思うことは、暑かろうが、寒かろうが、雨の日も雪の日も、餌をあげ散歩(放し飼い)しなければいけません。そのためには私も毎日外に出て働かなければいけません、面倒だと思うこともありますが、鶏は卵を産み、私の健康にも貢献してくれているようです。
|
Copyright(C) 2002- ISABOU.NET All rights reserved. |