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知取気亭主人の四方山話
 

『テレワーク事始め』

 

2020年4月29日

正直、こんな話題はいい加減に止めたいところだが、「もう戦いは終わった」との終息宣言が出されていない以上、無視する訳にはいかない。そこで今週もまず、米ジョンズ・ホプキンズ大がまとめた、新型コロナウイルスによる世界の感染状況を確認しておきたい。NHK NEWS WEBに依れば、日本時間29日午前3時半の時点で、世界全体で感染者数は308万人を、死者は21万人を超えたという。2週間足らずで、感染者は約100万人増え、亡くなった人は倍近く増えた計算になる。増え方は一向に衰えていない。恐ろしい事だ。

この戦いは、一体いつまで続くのだろう。これまでの感染状況からすると、北半球が冬を迎える暮れ辺りに再び大流行が始まって、それが来年の夏ぐらいまで続くのではないか、と危惧している。新型コロナウイルスは高温多湿な環境と紫外線に弱い、との情報も聞こえてくるが、東南アジアなど熱帯地方の国々でも感染拡大しているとことを考えると、俄には信じがたい。“そうであってほしい”とは思うが、高温多湿の季節を待っていれば自然と終息していくほど都合良く行くとは思えない。やはり、終息宣言が出るまでは、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を続け、不要不急の外出は控えなければダメだ。

そうした対策の一つとして実施されているのが、テレワークである。我が社も今月の半ばから順次始まり、先週、私も遅ればせながら参加した。ところが、いざ始めてみると、思ってもみなかった課題が見つかり、てんやわんやの事始めとなってしまった。最終的には机の上も片付いたし、モニターも新しくなったから、結果オーライではあるが、生来の整理整頓の悪さを思い知らされ、IT機器の進歩と低価格化に驚かされた次第である。

以前から、家ではノートパソコン(以下、ノート)を使っている。この四方山話も、殆どそれで書いている。かれこれ10年近くもノートのお世話になっていて、たまに、エクセルでの作業中に“もう少し広く表示できれば”と思うことはあるが、どこへでも持ち運べる便利さはデスクトップに代えがたく、不快になるような不便さを感じたことは無かった。ところが、今回テレワークをしてみて、ノート特有の画面の小ささがかなりストレスとなることが分かった。

今回テレワークで利用したソフトは、「いさぼうネット」のシリーズコラム「よろずIT・ネットワーク情報」の第38回(https://isabou.net/knowhow/colum-it/colum38.asp)で紹介されていた「Chrome リモートデスクトップ」である。仕組みを簡単に言えば、会社のパソコンのスイッチを入れっぱなしにしておき、家から会社のパソコンをコントロールする、といったイメージだろうか。準備は簡単だ。ところが、“ノートのモニター(15.6インチ)の作業エリア”に“会社のモニター全体(21インチ)”が映されるため、とにかく文字が小さい。それでなくても老眼の私、グッと顔を近づけて凝視しないと読めない。

それを会社の仲間に話すと、それはノートの宿命で、だから家ではモニターだけ別に用意する人が多いのだという。そう言われて、我が家に10年ほど前の古いテレビがあることを、ふと思い出した。サイズは19インチほどだ。仲間の説明だと、フルハイビジョンのモニターだと会社のモニターと遜色ない見え方をするという。恐らくそうだろうと勝手に決め込み、家に帰って繋いでみた。ところが、フルハイビジョンではなかったらしく、文字そのものは大きく映るようにはなったものの、ぼやけてしまい見られたものではない。目にも悪い。仕方なく、新しいモニターを買うことにした。

我が家の机は、会社の机に比べると小さい。ところが、下の写真で分かるように、レターケースや参考図書、プリンターなど雑多な物を机の上に載せなければならない。したがって、設置出来るモニターサイズとしては、色々と工夫しても幅50cmしかない。会社のサイズだったら何とかなりそうだと調べてみると、21.5インチモニターがギリギリ入ることが分かった。そこで、事前に品定めをして、木曜日の夜ネット注文することにした。

ネットで調べて驚いたことが二つある。一つは、モニターの安さである。昔なら5万円以上はしただろうと思われるフルハイビジョンの21.5インチのモニターが、1万円そこそこで売っている。ビックリだ。二つ目は、マスクほどではないものの、モニターも品薄状態であることだ。テレワーク特需らしい。目的のモニターも、在庫ありと表示されている店が極端に少ない。何とか、残り僅かな在庫があって23時までなら注文受付OKの店を見つけ、終了間際に滑り込むことができた。これで後は据え付けの準備である。

次の日は、朝から机の上の片づけだ。たっぷり1日掛けて、何とか下の写真程度にすることができた。届いたモニターも、御覧の通り見事に収まっている。以前は写真を撮るのもはばかれるほどだったが、見違えるように(?)なった。これもテレワークのお蔭だ。早速、日曜日の夕方からこの四方山話を書くのに使ってみた。すると、ワープロ作業ではノートの不便さを感じていなかったのだが、明らかに新しいモニターの方が大きくて見やすい。また、ワードと資料用のネット・コンテンツを並べて表示しても圧迫感が無い。今では、この四方山を書くときでさえ、ノートのモニターを見なくなった。えらい違いである。

しかし、遠く離れているパソコンをコントロールできるとは、便利な世の中になったものである。違う見方をすれば、リスキーな世の中になった、とも言えるのだが…。


【文責:知取気亭主人】


正面奥が新しいモニター、左手前がノート
正面奥が新しいモニター、左手前がノート

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