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性能確認 |
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その性能は各種実証実験に裏づけされています。
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実験1.実物実験 |
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落石重量77kNの石と、堤体の破壊を想定した落石重量170kNの石を直高40m、のり長50mの斜面から落下させジオロックウォールに衝突させました。
堤体及び壁面の変形状況、落石の速度を測定しました。
その結果、従来の待ち受け型落石防護擁壁を遥かに凌ぐ落石エネルギー吸収能力が確認されました。
(写真は170kN 速度18m/sec 落石エネルギー2717kJ。破壊を想定したエネルギーでも石を受け止めています。) |
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実験2.モデル実験 |
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実物大の1/2.5モデルにより繰り返し載荷および破壊を想定した単載荷試験を行い、ジオロックウォールの変形特性および吸収性能を確認しました。
この実験により落石エネルギーごとのジオロックウォールの形状が確立でき、現状にあった、より経済的な形状を提案することが可能となりました。
※本研究は日本道路公団関西支社との共同研究の成果です。 |
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実験3.スロープ型実物実験 |
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重量51.7kNの重錘を20.0mから落下させ、補強土の挙動を確認しました。この実験により補強土の衝撃力への効果が確認でき最終的には福井県技術事務所、福井大学による産学官共同研究として既存の国道沿いに構築したスロープ型に石を落とす実物大公開実験を行っております。
※本研究内容は産学官共同研究支援事業「地盤繊維を用いた落石防護工法の開発と現地実験(共同研究)~スロープ型ジオロックウォール~報告書として(財)福井県建設技術公社より取りまとめされています。 |
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