LP250/LP500/LP750/LP1000/LP1250/LP1500
NETIS番号:SK-020001-VE(掲載期間終了)
落石対策便覧対応製品
高エネルギー吸収型落石防護柵・崩壊土砂・土石流・せり出し防止柵
特長
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最大1500kJの落石エネルギーに対応可能
250kJ〜1500kJの落石エネルギーに対応した最適なタイプを選ぶことができます。
また積雪地域でも対応可能です。
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●
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落石捕捉時には最小の張出し量を実現
ワイヤロープがループ状に巻きつけられているため、単線に比べて同量の
ワイヤロープのスリップが生じても張出し量を低減でき、道路際にも設置が可能です。
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●
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落石の突き抜け防止
落石時には、ループ状に巻きつけられた山側と谷側のロープが同時に働き、
結果的にワイヤロープ間隔を狭める効果があります。
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概要説明
ループフェンスは、最大1500kJの落石を捕捉できる高エネルギー吸収型落石防護柵です。支柱は鉄筋コンクリート充填鋼管を使用しており、大きな耐荷力、優れたエネルギー吸収性能を有します。支柱間をループ状に巻きつけられたワイヤロープが緩衝装置内をスリップすることで理想的なエネルギー吸収が可能です。
タイプ |
対応エネルギー |
支柱仕様 |
ワイヤロープ |
LP250 |
255kJ |
φ216.3mm |
φ12mm |
LP500 |
503kJ |
φ216.3mm |
φ16mm |
LP750 |
753kJ |
φ267.4mm |
φ16mm |
LP1000 |
1004kJ |
φ267.4mm |
φ16mm |
LP1250 |
1255kJ |
φ267.4mm |
φ16mm |
LP1500 |
1506kJ |
φ267.4mm |
φ16mm |
旧仕様 |
新仕様 |
Mタイプ |
LP250 |
Rタイプ |
LP500 |
― |
LP750(新開発) |
Sタイプ |
LP1000 |
― |
LP1250(新開発) |
― |
LP1500(新開発) |
構造
落石エネルギー吸収メカニズム
実物実験
落石対策便覧(H29.12刊行)の性能検証条件に適合した実物実験を行いました。
実験供試体 (LP1250)
各タイプの実験結果
タイプ |
捕捉エネルギー |
衝突速度 |
中間スパン |
端末スパン |
LP250
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255kJ
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25.0m/s
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捕捉
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捕捉
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LP500
|
503kJ
|
25.2m/s
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捕捉
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捕捉
|
LP750
|
753kJ
|
25.0m/s
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捕捉
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捕捉
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LP1000
|
1004kJ
|
25.0m/s
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捕捉
|
捕捉
|
LP1250
|
1255kJ
|
25.0m/s
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捕捉
|
捕捉
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LP1500
|
1506kJ
|
25.0m/s
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捕捉
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捕捉
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施工実績
滋賀県
令和2年度(建工)第5号 樋田地区急傾斜地崩壊対策工事
(第2工区)
福島県
道路橋りょう整備(再復)工事(道路改良)
群馬県
補助公共 社会資本総合整備
(防災・安全)(防災)(3ヵ年緊急対策)(分割3号)
高エネルギー吸収型落石防護柵設置
主要地方道 高崎東吾妻線 高崎市箕郷町松之沢
長野県
令和2年度 防災・安全交付金(急傾斜地崩壊対策)
(緊急対策事業)工事 (急)和子 上田市和子
落石捕捉実績
岩手県久慈市
2016年 落石の捕捉
奈良県十津川村
2016年 落石の捕捉